ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか

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ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834254099
  • NDC分類 302.238
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ミャンマーの軍事クーデター後の1年間、目の当たりにした民主化闘争を、市民の声を丁寧に掬い上げ、リアルタイムで綴った稀有な記録。
選挙で民主主義政党に大敗したミャンマー国軍は、2021年2月、軍事クーデターを起こし全ての国家権力を握った。民意で選ばれた議員たちは拘束され、ミャンマーの人々は数年前にようやく手にした民主主義と自由を奪われる。
市民は最初、徹底した非暴力で抵抗を示した。しかし軍はそんな市民たちを虐殺し始める――。
国際協力のためにヤンゴンに住んでいた著者は、ミャンマー市民の闘いぶりをSNSで発信した。自由と民主主義を取り戻そうと奮闘する人々のひたむきな想いを、一人でも多くの日本人に伝え、ミャンマー市民とともに立ち上がってくれる人を増やすために。
闘いはまだ終わらない。終章には軍に抵抗する民主派の武装組織の兵士たち、日本で働く人たちの言葉なども掲載。ミャンマー市民たちの今を伝えている。

金井真紀(文筆家・イラストレーター)さん推薦!
「涙が出る。ミャンマーの人がかわいそうだからじゃない、あまりにも勇敢だから」

高野秀行さん(ノンフィクション作家)推薦!
「ミャンマーウォッチャーの私が強烈にお勧めしたい、反軍・民主化闘争のベスト本」

【本書より抜粋】
・リーダーなどいないのに、誰もが自発的に、足りないものを補っていく。警察や兵士につけいる隙を与えない、秩序ある完璧な抗議。
・「お金はいらない。僕らがほしいのは人権だ」
・「暴力で返さないで。僕らの闘いを、世界に見てもらおう」
・「ぜんぜん怖くないよ」 死ぬかもしれなくても? 「うん、死ぬかもしれなくても」
・「内戦」ではなく「革命」と、彼は言った。
・「クーデター後はみんな、宗教や人種などの壁を取り払って、新しい国をつくるために団結しなければいけないと思うようになったんだ」

【目次】
第1章 クーデターの衝撃
第2章 虐殺
第3章 奪われてゆく自由
第4章 武装化する人々
第5章 罪なき子どもたちの未来
第6章 新型コロナの悪夢
第7章 非日常下の社会
第8章 CDM参加者の声を聞く
第9章 戦闘が始まる
第10章 じりじりと強化される監視
第11章 闘いは続く
終章

【著者プロフィール】
西方ちひろ(にしかたちひろ)
関東出身。学生時代に世界各地を旅して、日本と途上国との格差を目の当たりにする。卒業後、国際開発の仕事に従事し、アジアなどで働く。趣味は読書とアウトドア。モットーは「誰に対しても同じ言葉で話す」こと。


【目次】

内容説明

自由と人権を取り戻す!闘う人々の声を追った稀有な記録。

目次

第一章 クーデターの衝撃
第二章 虐殺
第三章 奪われてゆく自由
第四章 武装化する人々
第五章 罪なき子どもたちの未来
第六章 新型コロナの悪夢
第七章 非日常下の社会
第八章 CDM参加者の声を聞く
第九章 戦闘が始まる
第一〇章 じりじりと強化される監視
第一一章 闘いは続く
終章

著者等紹介

西方ちひろ[ニシカタチヒロ]
関東出身。学生時代に世界各地を旅して、日本と途上国との格差を目の当たりにする。卒業後、国際開発の仕事に従事し、アジアなどで働く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

3
 著者は、日系企業の社員としてミャンマーで働いていた人物。  2021年2月の軍事クーデターに遭遇したあと、軍部による圧政と、市民による抵抗運動を目の当たりにしてきた。当初からSNSで、そのあまりにもひどい状況を発信しつづけており、それらを加筆修正して一冊の本にまとめたのが本書となる。  あくまでも市井にあっての視点で語られている点が貴重だ。デモ隊への発砲から、情報共有手段であるSNSの使用制限など、軍と警察の圧政がいかに理不尽で暴力的であり、ひとびとの生活を圧迫しているかが克明に記録されている。2025/09/26

お抹茶

2
ヤンゴンで,クーデターからの一年間,軍政に強く反対する人々の粘り強い抵抗と,虐殺を続ける軍の非道を訴える。当初市民は非暴力・不服従で闘ったが,虐殺とネット遮断を続ける軍と助けくれない国際社会を目の当たりにし,武力で反撃するようになった。通信が遮断されても,国中でクラクションや金物が鳴らされ,公務員は医療者も市民的不服従運動(CDM)を行った。軍に支配されてきた歴史を繰り返さない,民主主義を取り戻せなかったら未来はないという決死の行動。軍が支配する病院に行くことを拒み,医療者のCDMを支持する人は多い。2025/11/22

Go Extreme

1
軍事クーデター 市民的不服従運動 非暴力闘争 フェイスブック抵抗 公務員ストライキ 医療者の決起 患者の自主退院 インターネット遮断 VPN接続 金属音での抗議 夜間外出禁止令 赤い旗が消える 軍による虐殺 武装化への転換 春の革命 少数民族武装勢力 軍事訓練 スマホ撮影 SNS発信 自決の覚悟 民主主義への執着 軍事独裁からの解放 民政移管 経済成長の期待 医療と自由のジレンマ 地域での医療継続 名もなき抵抗者 分断への警告 地下の抵抗歌 捕まる覚悟 匿名発信 危険回避の配慮 沈黙を拒否 勇敢な市民2025/11/25

kodanuki

0
正直に言って文章は少し読みにくいし、構成もオーガナイズされていない。その中でも最後まで読もうと言う気になるのは、溢れんばかりのミャンマー人へ寄り添う行動と姿勢。近年の右傾化した若者の投票動向に憂いていたが、こう言う行動力と自分で考える力のある若者がどんどん羽ばたいていってほしい2025/12/07

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