なみまのわるい食べもの

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なみまのわるい食べもの

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784834254006
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

偏屈食貴族、不惑からの「初体験」の日々。
直木賞の舞台裏、再婚、猫との暮らし……人生の大波小波を、食を通して描く。凛としてお茶目な食エッセイ。

●松井玲奈さん推薦!●
「脂身を前に黒ひげ危機一発をする気持ちがよくわかる、とページをめくる手を止める。好きも嫌いも人それぞれだからいい。」

【内容】
――「わるい食べもの」の目指すところは、偏見や雑音に負けず、身体に悪いとされるものでも、世の中から悪いと糾弾されても、自分が好きなものを好きに食べる「わるいやつ」でいることだ。だとすると、個人の食の自由が完全に認められる世の中になったら、私の食べ方は「わるい」ものではなくなる。それが「わるい食べもの」が終了、もしくは成仏するときだ。(本文より)
●直木賞選考の日、竹皮で包んだおにぎり…「待ち会、ふたたび」●恋人の家族と初対面でするBBQの味…「初体験の夏休み」●脂身が苦手で挽肉は鬼門だったが…「肉のお花畑」●世界の神秘が膝にある…「愉快などら猫」●最愛の姪のため、ディズニーランドの猛勉強…「姫と騎士修行」●絢爛豪華なウィーンで魅惑のカイザーシュマーレン、シュトルム、ターフェルシュピッツ…「安息の地」ほか
鋭い視点と繊細な描写で、世の食いしん坊たちから熱い支持を集める人気Web連載に、描き下ろし2篇を追加して書籍化。北澤平祐氏の挿絵も満載! シリーズ第4弾ながら、この巻から読んでも楽しめます。

内容説明

偏屈食貴族、不惑からの「初体験」の日々。直木賞の舞台裏、再婚、猫との暮らし…人生の大波小波を、食を通して描く。凛としてお茶目な食エッセイ。

著者等紹介

千早茜[チハヤアカネ]
1979年北海道生まれ。小学生時代の大半をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年『魚神』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で09年に泉鏡花文学賞、13年『あとかた』で島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

117
千早さん、面白い人だ!これがまず一番に感じたこと。抱いていたイメージがガラガラと(良い意味です··笑)〈わるい食べもの〉シリーズの第4弾だそう。色々可笑しくて··無い!それは無い!ってのもあるのがまた楽しい。定期的に歯医者通いしている私=食事の度に歯のことを考えているのよ、千早さんって言いたい(知らんがな)兎に角、初めての千早さんのエッセイを楽しく読んだ。2025/06/20

美紀ちゃん

75
シリーズ4作目。これは914。エッセイ。私は千早茜さんの「さんかく」を読んでそれ以来土鍋でご飯を炊いている。千早さんが食べているものがとても美味しそうで千早さんのSNSもチェックしている。なのでこのシリーズも気になっていて小説ではないけれど読んでみたいと思った。待ち会に持って行く「ウメ」のおにぎりを竹の皮に包むところが千早さん。素敵。皮がついているヤングコーンを皮ごと焼いて食べてみたい。茄子、筍、銀杏、ヤングコーン→皮ごと焼いたら美味しいもの。桃は姫。美味しいものを、好きな時間に、好きなだけ食べたい。2025/07/05

ネギっ子gen

64
【「冷蔵庫の卵」の数を見失わないように、生活だけはちゃんとしよう】「わる食べ」4作目。2023年から24年の、激動の2年間。<直木賞を受賞した辺りのことは、読み返すと当時を思いだして苦しくなった。嬉しいこともたくさんあったけれど、どこにも書けないつらいこともあった。気持ちを整理するために毎日つけている日記を書く時間もなく、ストレスによる蕁麻疹は一年間おさまらなかった。人に会う前に涙がとまらなくなり、落ち着くまでじっとドアの前に立ち続けたこともあった。心を失くさないように必死で食にしがみついていた>と……⇒2025/07/23

pohcho

64
シリーズ第四弾。直木賞を受賞された年にご結婚、猫を飼い始め・・と大きな変化があった時期だそう。プライベートの話が多くいつもと違う雰囲気だったがとても面白く読んだ。愛する姪ごさんと一緒にディズニーに行った話は、苦手なことを頑張る千早さんが微笑ましい。岩手の「空飛ぶだんご」楽しそう。一度見てみたいな。ウィーン旅行もすごく素敵。行ってみたくなった。もう爆食していないと言いつつ、ケーキを一日に五個食べられるならまだまだ大食漢だと思うが、年齢とともに変わっていくんだろう。これからもずっと書き続けてほしいシリーズ。2025/07/03

Ikutan

58
わる食べシリーズ第四弾。冒頭から、最近は暴食はしていないので『わるたべ』と称せないのではと気にする千早さん。いやいや、千早さんの食いしん坊ぶりは変わっていないし、食においての完全な自由に、新たな境地を目指すという目標もあるし。ということで、今回も期待を裏切らない楽しいエッセイ。引越、再婚、直木賞受賞。忙しい中、新たな小さな家族、猫ちゃんを迎えたり、海外旅行に行かれたり。そして、あの「あとかた姫ちゃん」とディズニーを満喫。『騎士旅行』と名付け準備からの力の入れようにびっくり。あとかた姫ちゃん、幸せだね。2025/07/24

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