言葉の舟―心に響く140字小説の作り方

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言葉の舟―心に響く140字小説の作り方

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834253825
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自分の言葉で物語を紡いでみたいと考えているすべての人へ。
累計30万部の「活版印刷三日月堂」など人気シリーズを数々手掛ける著者が贈る
魅力的なショートストーリーの書き方入門書!

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星が空にまたたき、町が寝しずまったら、
言葉の舟を空に浮かべる。
人に聞かれたら壊れてしまいそうな言葉をのせる。
だれも責めない、子どものころの夢のような、
脆い砂糖菓子のような言葉をのせる。
力のない、役に立たない、
でも、僕にとっていつわりがないと思える言葉を。
そのためだけに生きている。

おはなし作りは、道具もなにも必要のない、ひとりきりで、どこででもできる究極の遊びです。おはなしのなかなら好きなことができます。自由に楽しんで大丈夫。
(ほしおさなえ)

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【内容紹介】
活版印刷や和紙、金継ぎ、和菓子などの伝統文化を題材としたおはなしを執筆する一方で、自身の活動としてX(旧Twitter)で140字の短いおはなしを10年以上発表してきたほしおさん。
その発表と並行して、カルチャーセンターでの140字小説講座や、大学での創作講座、140字小説のコンテストの設立など、多くの方に140字小説を広める活動も行ってきました。

本書は、そんなほしおさんがこれまで講座等で教えてきた140字小説の構成の組み立て方や書き方のポイントに加え、ほしおさん自身の作品がどのように生まれたか、コンテスト入賞者の方の作品がどのように優れているのかなどの解説も盛り込んでいます。

どのようにすればより魅力的なおはなしが書けるようになるのか。たくさんのおはなしを紡ぎ、そしてその書き方を教えてきたほしおさんだからこそ伝えられる創作のヒントがたくさん。
これから創作を始めたいというすべての人へ贈る、実用的で想いのこもった一冊です。

【目次】
はじめに おはなし作りは自分の心を旅すること
第1章 読んでみよう
第2章 書いてみよう 基礎編
第3章 書いてみよう 実践編
第4章 届けてみよう
おわりに 言葉の舟を送り出す

【著者】
ほしおさなえ
作家。1964年東京都生まれ。1995年「影をめくるとき」が群像新人文学賞小説部門優秀作に。おもな著作に「活版印刷三日月堂」「菓子屋横丁月光荘」「紙屋ふじさき記念館」「言葉の園のお菓子番」などの文庫シリーズ、『金継ぎの家』『東京のぼる坂くだる坂』『まぼろしを織る」、児童書『お父さんのバイオリン』、「ものだま探偵団」シリーズなど。

内容説明

広くて深い創作の世界に、140字の言葉の舟で漕ぎ出してみませんか?人気シリーズを数々手掛ける著者が贈る、魅力的なショートストーリーの書き方入門!

目次

第1章 読んでみよう(思いを言葉に;物語を書くこと ほか)
第2章 書いてみよう 基礎編(140字の物語を書いてみよう;物語には構造がある ほか)
第3章 書いてみよう 実践編(ほかの書き手たち;自分の驚きの正体をとことん追求する―へいたさんの作品 ほか)
第4章 届けてみよう(遠いだれかに向けて;言葉に身体を与えてみよう)

著者等紹介

ほしおさなえ[ホシオサナエ]
作家。1964年東京都生まれ。1995年「影をめくるとき」が群像新人文学賞小説部門優秀作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

楽駿

31
品川図書館本。140字で文章をまとめる。その中に1つの物語を織り込む。素敵な手段だと思う。書きたくなる時に、それを何の縛りもなく描くよりは、時数の縛りがあり、伝えたい事の核をどう表現していくか、確かに書き方を学ぶ上では適切な手段だと思う。それにしても、言葉の選び方、置き方、そのセンスがとても好みだと、これを読むとなおさら思う。今更、自分で書きたいと思うか、そこは難しい所ではあるが、一気に書き切らない。少しの時間、寝かせる時間の重さは感じる。推敲できる能力がすごい。選び抜いた言葉を置き換えるのは難しい。2024/06/18

anne@灯れ松明の火

21
新着棚で。大好きなほしおさんの新作。タイトルと表紙絵に惹かれたが、小説ではなく、小説の書き方指南書。旧Twitterで発表していた140字小説とそこから広がったコンテスト、その参加者の作品や座談会、活版印刷でのカードや本なども紹介。読メの感想255字でさえ、収めるのに推敲に推敲するのに、140字なんて短すぎる!と思った。が、どの話もきちんとまとまっていて驚く。作品もだが、添削、助言も的確で、大学で教えていることに納得。参加者の作品もいい。ブログやSNS、ダラダラと長くなる。もっと短く、ピリッと書かないと。2024/06/23

sheemer

16
「お菓子番」シリーズを読んでいて興味を持ち、この人が140文字小説活動をおこなっていることがわかった。140文字で小説(ストーリー)を書く。できるのか?、と思ったが、そこには自他のたくさんの作例にもとづくちゃんとした方法論も、それを飛び超えていく創作の力もあることもわかった。若干のライフストーリーと共に「人の手でものを作る」、活版印刷で小説集を出すことについても書かれていた。読み始めのちょっとゆるふわなイメージが、最後はしっかりとした熱量と意思を感じられた良書。お薦め出来る。2025/04/10

くくの

12
同じことを伝えようとするのに、上手い人とあまり伝わらない人がいる。その違いは語彙力ではなく、思いを言葉にする力の差。誰もが知ってる言葉で、的確に表現していく。その力を養うためにも、また、言葉の力を感じるためにも手軽であっても奥が深いのが140字小説。内容は作品を作っていく流れを再現したり、実際の作品を読み解くというもの。なんとなく俳句や短歌に似ている感じがする。こうすれば上手くなる!ってことはなく、実際に作っていくしか上手くなる方法はないのだろうなって思った。2024/10/31

かわかみ

7
旧Twitterの文字数制限の中から生まれた140字小説の世界を紹介しながら、実践についてもガイドしている本。著者はオンライン文芸のコミュニティやリアルな同人誌も主宰している。その作品は、小説というよりも随筆あるいは散文のように見えるものもある。ただ、140字という制限の中で起承転結を織り込んで読み手に何らかの感銘を与えるところが小説という所以らしい。わが国には俳句・短歌など短文の詩があるが、ネットの時代になって、短文の小説という形の文芸が既に市民権を得ているようだ。自分にも書けそうなところがよい。2025/03/17

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