自然を喰む―草喰なかひがしの食べ暦

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自然を喰む―草喰なかひがしの食べ暦

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  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834253559
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

毎朝山で摘み取った季節の草花や旬の野菜の声を聞きながら、貴重な命を未来へ繋いでいくこと四半世紀──全国の食通が憧れ「京都で最も予約の取れない店」と言われる日本料理店「草喰(そうじき)なかひがし」店主が綴る、「食」と「自然」への讃歌!

《人生百年時代と言われています。現代人はいま何を食べているのか、これから何を食べるのか、何のために食べるのか。(略)食材はすべて自然の恵みからの賜り物、根を絶やすことなく、感謝と報恩の気持ちをもって遥かなる未来へと繋いでいくことが人間に与えられた使命であると思っています。(略)
「草喰なかひがし」は今年(二〇二二年)開店二十五周年を迎え、小生七十、古来稀と相成りました。百歳まであと何食食べられることか。一日三食、一年千九十五食、三十年で三万二千八百五十食。身体が欲する食事をいただけるよう、日々精進していきたいと思います。───本書「あとがき」より》

【目次】
まえがきに代えて──草喰なかひがしへの道案内
第一部 大自然に抱かれて
縄文人に学ぶ/長男と次男・兄と弟子/大原三千里の旅/味覚の芽吹き ほか19篇
第二部 食の歳時記
〈一月〉新春の野あそび/食卓は出会いのドラマ/器は料理の着物/冬も楽しい
〈二月〉冬も楽しい/春よこい早くこい/春遠からず冬も楽しい/炎の思い/味の慕情
……
〈十一月〉口切りの茶事/秋の夜長のつれづれなるままに/お竈さんにいただきます/火迺要慎
〈十二月〉太陽に感謝するクリスマス/千秋楽無事/親切な頭芋/一年の無事に感謝
等 全46篇


中東久雄(なかひがし・ひさお)
1952年京都生まれ。生家は京都洛北の料理旅館「美山荘」。摘草料理を考案した兄吉次のもとで料理を担当。美山荘料理長を経て、97年に銀閣寺そばに「草喰なかひがし」を開店。看板に掲げる「お竈(くど)はんの御飯に炭火の肴と山野草」を求めて、全国からの来店客が絶えない店。農水省「料理マスターズ」2012年ブロンズ賞、17年同シルバー賞受賞。16年には京都和食文化賞受賞。著書に『草菜根──そしてご飯で、ごちそうさん』(文化出版局)『おいしいとはどういうことか』(幻冬舎新書)がある。

内容説明

毎朝山で摘み取った季節の草花や旬の野菜の声を聞きながら、貴重な命を未来へ繋いでいくこと四半世紀―大自然からの恵みに感謝を捧げながら「食べ事」に勤しむ京都の名料理人が綴る、「食」と「自然」への讃歌!

目次

第1部 大自然に抱かれて(縄文人に学ぶ;兄と弟子・長男と次男;大原三千里の旅;味覚の芽吹き;子どもから大人へ物申す ほか)
第2部 食の歳時記(新春の野あそび;食卓は出会いのドラマ;器は料理の着物;冬も楽しい;春よこい早くこい ほか)

著者等紹介

中東久雄[ナカヒガシヒサオ]
1952年京都生まれ。生家は京都洛北の料理旅館「美山荘」。摘草料理を考案した兄吉次のもとで料理を担当。美山荘料理長を経て、97年に銀閣寺そばに「草喰なかひがし」を開店。看板に掲げる「お竃はんの御飯に炭火の肴と山野草」を求めて、全国からの来店客が絶えない店。農水省「料理マスターズ」2012年ブロンズ賞、17年同シルバー賞受賞。16年、京都和食文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

才谷

3
毎日のように野山に入りその日の食材を採る中東さんは現代人よりよほど優れた季節感をお持ちになっておられる様子。2022/08/24

半崎クジラ

0
一月と二月の違いはなんだろう。我々が漠然と冬、と思って連続的に過ごしてしまう時間を、中東氏は1日単位の高い解像度を持って生きている。それは自然と接して草を食む、そんな生活を送るからだろうか。その分彼は、人間が起こしてしまった自然の変化にも、すぐ近くで接している。もし、氏の店に行く幸運に恵まれたとして、出していただく料理は苦くもあり、辛くもあり、薄くもある気がする。少ないなぁ、もっと腹キチキチに食べたいなぁ、と思うかもしれない。そういう料理が食べたいと思う気持ちが、最近湧いてきた。なぜかお腹が鳴る。2023/01/03

littlebluestar

0
「草喰なかひがし」店主の中東久雄さんが綴る、日本の風土とそこから恵まれる食べ物のこと。 食べ物は誰かが作って買ってくるもの、という現代人の思考に凝り固まった頭には、中東さんの野山から分けていただいた命を有難くいただく、という思いはハッとさせられました。 描かれる食材の力強さ、シンプルであるけれど繊細で手間暇かかっているお料理にどんどん引き込まれました。 読んでいると炊きたてご飯とお味噌汁が飲みたくなります。(炊飯器と顆粒だし使用ですが……)2022/11/08

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