出版社内容情報
没後400年を迎え注目を集めているシェイクスピア。戯曲に登場する台詞を引きながらエリザベス朝の医療・世態風俗の実態を詳しく解説するユニークなシェイクスピア本。貴重な切手のコレクションも併録。
堀田 饒[ホッタニギシ]
内容説明
没後400年!いま、新たな顔が…シェイクスピア劇と病の、深くて面白い関係!シェイクスピア作品に登場するさまざまな病態を取り上げ、ルネサンス期の英国の医療と暮らしを詳細に描いた、画期的な医療文化史。巻末付録―著者秘蔵、コレクター垂涎のシェイクスピア関連の切手200点近くをオールカラーで収載。
目次
プロローグ―作品誕生の時代背景
戯曲に登場する医師―趣向を凝らした役割
医学知識と医師像―ジョン・ホール医師の存在
シェイクスピア時代のロンドン事情と疫病
エリザベス朝の医療事情
シェイクスピアの時代に跋扈した“いかがわしい医療”
調剤師とその特権―医薬分業
種々の病気とその特徴
病気診断の術
治療法そして良い医療〔ほか〕
著者等紹介
堀田饒[ホッタニギシ]
1937年生まれ。名古屋大学大学院医学研究科修了後、名古屋大学医学部第三内科教授、名古屋大学大学院医学研究科代謝病態内科学教授、労働者健康福祉機構中部ろうさい病院院長等を経て、現在中部ろうさい病院名誉院長、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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