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出版社内容情報
こち亀ファン必携! 「両さん」流行モノ語り!
両津勘吉33年のハマリ道を秋本治先生が語り下ろした! 昭和・平成と僕らが熱中してきた愛すべきモノたちを懐かしいエピソードと『こち亀』のコマ漫画で綴るビジュアル版エンタメ年代史。
内容説明
両津勘吉、ハマリ続けて33年、こち亀流行モノ語り。連載33年の間に作品に出てきた商品(グッズ)やブームをコメントを添えながら時代別に紹介。
目次
第1章 両さんの小学生時代 1940‐50年代(まんが月刊誌;鉱石ラジオ ほか)
第2章 両さんの中学生時代 1960年代(カラーテレビ;ラジコンプラモデル ほか)
第3章 両さんの高校生時代 1970年代(ボウリング;G.I.ジョー ほか)
第4章 両さんの青年時代 1980年代(ガンプラ;レンタルビデオ店 ほか)
第5章 両さんの盛年時代 1990年代以降(ストリートファイター;バーコードバトラー ほか)
著者等紹介
秋本治[アキモトオサム]
1952年生まれ。76年、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載が週刊少年ジャンプで始まり、まんが家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
24
「こち亀」に登場した様々な商品(ガジェット)やブームについて書いたエッセイ。印象度A- 著者秋本は1952年生まれとのこと。昭和の幼少期のおもちゃやブーム、平成に入ってからのパソコンなどのガジェットが目白押し。昭和60年生まれの私は、昭和のことは知らなかったので真新しく、平成のことは懐かしく読めた。「レトロ」と「最新流行」が同居するこち亀ならではの本。2024/01/15
kei-zu
20
紹介されるのは、1946年の「まんが月刊誌」から2001年の「HDD(ハードディスクレコーダー)」まで。46年に「こち亀」は連載されていないので、両さんも作中「懐かしい」とつぶやいています。 かように連載当時も懐かしアイテムだったもののほか、当時は新アイテムであったものの紹介が楽しい。デジカメと併せて紹介される、フィルムカメラの新規格APSなんて忘れてましたよ。 漫画のコマの抜粋に、秋山治氏のコメントが掲載される構成。読みごたえに制限はありますが、執筆の裏話などがおもしろい。2023/04/27
緋莢
19
2009年刊行。「こち亀」に登場した様々な商品やブームについて書いたエッセイ。「国産プラモデル 2」の中で紹介していた、潜水艦のプラモデルを、近所の池で潜らせるも 浮かんでこず、夏に池が干上がると残骸が姿を現すというのを、そのまま作品で描いていたり、ゲームに関しては、時間のかかるゲームはアシスタントにやって貰って、こういうゲームなんだと知ると書いていたり(この辺は『こちゲー』のインタビューでも語っていました)。それぞれのエピソードも良いのですが、様々なものが取り上げられており(続く2021/07/03
Humbaba
7
160巻以上続いている超長寿作品であるこち亀.それに書かれた題材から,昔の社会と,その移り変わりについて考察する.連載当時の漫画を読んだ人間には,二重の意味で懐かしいものになっている.2010/12/14
だいこく
5
面白かったけれど、こち亀未読者は途中でつまずくような気が。 マンガこち亀は80巻台までは面白かったんだけどなぁ。・・・やだやだ懐古主義2009/07/22