内容説明
勤勉なドイツ人の生活を一変させた噂のベストセラー緊急刊行。
目次
第1章 小さなネズミにも大きなゾウ並の生命力があります
第2章 “何もしないこと”で生命力を節約する
第3章 “少食”で長生きする
第4章 健康のはじまりは“なまけること”と“何もしないこと”
第5章 “よく眠る人”ほど長生きです
第6章 “不老長寿薬”は太陽と暖かさ
著者等紹介
アクスト,ペーター[アクスト,ペーター][Axt,Peter]
1939年生まれ。フルダ大学教授。医学博士。専攻は保健衛生学。元ドイツ陸上競技ナショナル・チームメンバー
アクスト・ガーデルマン,ミヒャエラ[アクストガーデルマン,ミヒャエラ][Axt‐Gadermann,Michaela]
1967年生まれ。皮膚科、外科医師。ペーター・アクストは実父。元ヘッセン州1万メートル競走準優勝者
大橋理一[オオハシリイチ]
早稲田大学法学部修了。ドイツ通信社勤務を経て、フリー翻訳者となる。専門誌翻訳を中心に活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうみや
10
14年ぶりに再読。自分のなるべく無理をせず消耗しないで生きようとする今のライフスタイルの選択に影響を与えた本である。人を含む全ての生物はエネルギーの総量は決まっていて、それを節約するほど長生きできるという理論を基に展開していく。つまり過度に運動せず、ストレスをためず、食べすぎず、無理をしないで適度になまけて生きることをすすめる内容。最近は類似のテーマ本が多いが、それらの中に入っても通用する内容だと思う。2016/11/22
Humbaba
5
人生で使用できるエネルギーの総量には限りがある.長生きをするために最も必要なことは,無駄なエネルギーを消費しないことである.運動不足によって体を壊してはいけないが,それを避けるために無理なトレーニングをするのは本末転倒である.2011/12/10
Humbaba
3
生きるということは,エネルギーを使うことである.そのため,エネルギーを無駄にしないためにも怠けることは有効なことである.無理をしないで生きることが,生き物としてもっとも理にかなった生き方である.2010/11/27