内容説明
生きる喜びと情熱を呼び覚ます、真実の教えがここにある。親鸞聖人畢生の主著をひもとく。
目次
真実の教
真実の行
真実の信
真実の証
真実の浄土(真仏土)
方便の浄土(化身土)
著者等紹介
宮城〓[ミヤギシズカ]
1931(昭和6)年、京都市に生まれる。大谷大学文学部卒業。元真宗教学研究所所長。真宗大谷派本福寺前住職。九州大谷短期大学名誉教授。2008年11月21日逝去。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たいけい
7
2025年10月11日(土)読了。再読。久しぶりに読んだ。2018年7月10日第1刷。読んでいるのは2022年7月10日発行の第2刷。真宗大谷派小松教区出版委員会が「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要」記念事業として2011年に発行した宮城顗氏著『私にわかる浄土真宗 真実の教・行・信・証』を文庫化したもの。本文中の真宗聖典の頁数は第1版のものだと思う。今は第2版が出たので頁数を修正する必要がある。確認して手を入れようと思う。長く読めるようブックカバーをつけた。元本発行から10年以上経つが内容は古びていない。2025/10/11
たいけい
7
2025年5月24日(土)読了。初読。真実の教、真実の行、真実の信、真実の証、真実の浄土(真仏土)、方便の浄土(化身土)の6章とあとがき。1日1章読むと1週間で読み終えられる。著者の講義を直に聞く機会に恵まれた縁があったためか、文章を黙読していると著書の声で再生されて聞こえる。『教行信証』の随文解釈でなく、各巻がどういうことを私達に伝えようとしているか身近な問題を通して紐解いている。優しい言葉で深い内容を説いている。現代の社会の問題を、柔らかい言葉遣いだが悲しみを内に秘め提起している。広く読まれてほしい。2025/05/24