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真宗文庫
親鸞の説法―『歎異抄』の世界

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  • サイズ A6判/ページ数 327p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784834105711
  • NDC分類 188.74
  • Cコード C0015

内容説明

『歎異抄』は親鸞の死後、直弟子である唯円が、耳の底にとどまり響いていた親鸞の言葉を記した語録である。全体を貫いているのは、「異なることを歎く」精神である。本書では特に、真宗の精髄である「本願による救い」「念仏とは何か」「悪人の成仏」を読み解き、親鸞の仏道に迫るとともに、現代を生きる私たちが、『歎異抄』の心にいかに救われるかを考える。

目次

序章 『歎異抄』再発見(蓮如の『歎異抄』発見;清沢満之の『歎異抄』再発見)
第1章 歎異の精神とは何か(竊かに愚案をめぐらして;歎異の精神 ほか)
第2章 師教との出遇い(往生極楽のみち;いずれの行もおよびがたき身 ほか)
第3章 悪人正機(善人悪人;他力をたのみたてまつる悪人 ほか)
第4章 本願の救い(弥陀の誓願不思議;二つの御持言 ほか)

著者等紹介

延塚知道[ノブツカトモミチ]
1948(昭和23)年生まれ。大谷大学卒。大谷大学特別任用教授。文学博士。専門は真宗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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n yamamoto

2
「悪人なおもて成仏す」で有名な親鸞聖人。その善悪は一般の善悪ではなく仏教の善悪だった。仏道修行して悟る人=善人=自力の人、悟れない人=悪人。 さて、親鸞の時代も今も入滅(釈尊の死)から時間が経ちすぎて末法の世、法・律・僧伽がかすみ誰も悟ることができない世紀末。ならなぜ仏道はまだ伝わってるのか、いろいろな訳の仏説無量寿経と観無量寿経と阿弥陀経を読み解くと我ら凡人(悟れない悪人)は阿弥陀仏の力(他力)で救われると発見したよ。 ってのが浄土真宗らしい。救いの理屈は師匠の法然上人の浄土教と同じよう。2023/07/11

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