感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sonohey
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課題本。(真宗大谷派の？)高校の授業のテキストらしく読み易い。9歳の出家、比叡山での修行、迷いからの下山と六角堂での参籠、法然との出会い、流罪と還俗、息子との絶縁。人生の苦しみから、流転の生涯だった親鸞。「自己とは何ぞや。これ人世の根本的問題なり」(清沢満之)、この問題に妥協なく向き合った彼の生き方は、称賛を禁じ得ないし、道は違えど真似したい部分は多い。ところで、肝心の浄土真宗は未だよくわからず。2015/05/17
Yoshihiro Yamamoto
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B 京都へ行き西本願寺と東本願寺を訪れた。その際、東本願寺で親鸞聖人様の生涯についてのパネルを拝見して、以前読んだ五木寛之の「親鸞（第一部・上下巻のみ）」を読んで、とても面白かったことを思い出した。第二部・第三部は家で積読になってしまっているので、この際、ご縁でもあるので、親鸞聖人様の生涯について簡単に知っておこうと思い立ち購入。「苦しみや悩みを取り除くことが幸せだと思っていた自らの誤りに気づいた」という点が心を打った。苦しみの奥底にあるもう一人の自分が語りかけてくる言葉に耳を傾ける…できるかな、自分に。2020/11/12
