出版社内容情報
家族同然のイヌやネコを連れて出かけたことのある人は多いでしょう。では大型動物や猛獣を連れて遠くへ出かけるのはどうしたら良いのでしょう。実際に動物園の動物は遠くの動物園にうつることがあります。トラやキリンだって引っ越しをするのです。様々な動物をケガさせずにつかまえて、ケージに入れて安全に運ぶための工夫を描きます。
【目次】
内容説明
動物園の動物がお引っ越し!?どうやって運ぶの?
著者等紹介
平山暉彦[ヒラヤマテルヒコ]
1938年、大阪市生まれ。広告代理店のクリエイティブ部門で広告制作に携わる。世界中の自動車に造詣が深く執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Yukiko Yosuke
12
ちょっと幼いかなと思いつつも、普通は知らないことだろうと思って5年生の読み聞かせで読んでみた。表紙に登場する動物達が遠くの動物園にお引っ越しするとき、どうやって移動させるのか?動物の種類によって準備が長くかかったり、移動中の怪我に気を付けなければならなかったりと、細やかな配慮をしながら移動させる必要があることが描かれているので、そういう感想を貰えて良かったかなーと思う。普段は考えたことも無いようなことが平易に描かれ新しい致死意を得られる「かがくのとも」が好き。2025/10/08
Yukiko Yosuke
12
自分が読みたくて買った絵本。首の長いキリン、細い脚のフラミンゴ、人間10人分の重さのアシカ、獰猛なトラ、飛び跳ねるカンガルーに針のあるハリネズミ、臆病なコアラと、様々な動物をどうやって別の場所に運ぶかが描かれています。ケージに入れるまでに1か月や2か月の準備がかかるもの、運ぶ時に怪我をしないような配慮が必要なもの、飼育員さん達が工夫を凝らして新しい場所へお引っ越しする様子は面白いです。まずしっぽを掴んで動けなくする、というカンガルーのやり方は結構衝撃的でした。2025/09/24