出版社内容情報
列車の進行の背景に、それぞれの人の生活の様子が描かれています。町を横断して走り続ける列車は、時間の象徴でもあり、人々は同じ時間を共有して生きています。現実の世界では一人一人の生活すべてをそれぞれが知ることができないように、この絵本でも描かれている人がどんな人で何をしようとしているのかは何も語られていません。列車という時間軸を中心に、人々の暮らしが交差している様子を、自由に想像して楽しむ絵本です。
内容説明
読んであげるなら4才から。じぶんで読むなら小学校初級から。
著者等紹介
岡本雄司[オカモトユウジ]
神奈川県生まれ。画家、絵本作家。主に木版画や貼り絵の技法を用いて、旅先で見る風景や乗り物をテーマにした作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆりこ
15
図書館本。大判でリアルに描かれた列車や道路や車がすごく良い。のりもの好きな娘にもヒットでした!岡本さんの他の本も読みたい。2024/08/12
mntmt
7
列車を中心に上から見た町と人々。何回も眺めちゃう。2024/07/13
てぃうり
4
岡本雄司さんの乗り物絵本はほのぼの、想像力が広がる。2024/12/22
いまちゃん
4
チーバくんの腹のあたりを走っている小湊鉄道。仕事で1〜2回使ったけど、なんか凄く風情があって結構好きな路線。でも運賃高いんだよね…。そんな小湊の車窓風景が描かれた絵本です。物語はあるような、ないような。2024/06/18
コリー
0
絵が好き。ずーっと見ていたくなるような絵本。人々の暮らしや生活を観察しながら列車を追いかけて読み進める。文字少なめなのでさらっと。絵探しのように遊びながら読める、親子コミュニケーションにもよさそうな絵本。2024/10/15
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