出版社内容情報
戦国武将たちの意外なエピソードを再発掘!
「戦国時代」は話題の宝庫! 「本能寺の変に黒幕がいた」など、事件の意外な逸話や、武将の実像を解説した“肩の凝らない”戦国読本!
「斎藤道三は油売り、北条早雲は素浪人の出身というのはまちがい」「信長を襲った明智光秀には黒幕がいた?」「戦場での武器として、刀はあまり使われなかった」「鉄砲は、実はもっと以前より伝来していた?」「家康はなぜ三方が原で決戦を挑んだのか」「『賎ヶ岳七本槍』は、実は九本槍だった」「武田信玄は本当はやさ男だった」「足利義昭は、追放された後も将軍だった」「清須会議の出席者はたったの四人だった」「石山戦争での本願寺と信長軍の衝突は十年間でたったの二回だった」――歴史ファンにはおなじみの「戦国時代」だが、巷間“史実”のように語られることの多くが、じつは講談的な面白さによって独り歩きした話である。
▼本書は、長年、戦国史を研究してきた著者が、質のよい史料に向き合い、あくまでも史実にこだわりながら戦国時代のドラマチックな様相を解説した一冊。まさに“目からウロコ”が落ちる情報が満載の戦国読本である。
●第1章 風雲の戦国時代
●第2章 戦国武将たちの戦い
●第3章 天下統一へむけて
●第4章 戦国よもやま話
内容説明
“戦国時代”は日本史の中でも特に人気の高い時代である。本書はそんな「話題の宝庫」戦国時代の実相を、あまり知られていない史実や、歴史の意外なエピソードから読み解いていく。「信長が桶狭間で勝った本当の理由」「明智光秀には黒幕がいた?」「清須会議の出席者はたった4人だった?」など、質が高く豊富な史料から導き出した、“目からウロコが落ちる”情報満載の、肩の凝らない戦国読本。
目次
第1章 風雲の戦国時代(戦国時代は応仁の乱から秀吉の天下統一まで?;異分子集団「一向宗」の実力 ほか)
第2章 戦国武将たちの戦い(武田信玄と上杉謙信の本当の死因は何だったのか;信長の天下取りを助けた木綿の威力 ほか)
第3章 天下統一へむけて(筒井順慶は郡山城で、やはり日和見していた;清須会議の出席者はたったの四人だった ほか)
第4章 戦国よもやま話(まちがいの多い人物の実名(男性編;女性編)
京都の畳の上で死ねなかった戦国の将軍たち ほか)
著者等紹介
谷口克広[タニグチカツヒロ]
1943年北海道室蘭市生まれ。横浜国立大学教育学部歴史学科卒業。横浜市役所勤務などを経て、東京都教職員。現在、港区立港南中学校教諭。専攻は日本戦国時代史。特に織田時代史を長期にわたって研究。良質な史料にあくまでもこだわり、正確な歴史的事実を解明することを信念としている
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金吾
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