出版社内容情報
花火大会の夜。動物園の動物たちは、どんなふうに花火を見ているのでしょうか。悠然と見物をするゴリラ、花火の美しさに張り合うクジャク、驚いて背中の子どもを落としそうになるコアラなど、くすりと笑ってしまうような動物たちの楽しい姿が描かれます。『かばくん』『ジオジオのかんむり』など数多くの絵本を手がけた詩人、岸田衿子さんによるお話を、自然科学の研究者でもあるあべはるえさんが生き生きと描き出しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
73
絵本。楽しい花火大会。動物園の上でもたくさんの花火が鳴り響く。あなぐまは驚いてすぐに穴の中に隠れてしまう。音にびっくりする動物たち。まぶしさに目をぱちぱちさせたり、とおぼえをしたりする▽夏の読み聞かせにいいかも。読み聞かせ4分。2024.5刊(こどものとも2005年)2024/07/02
雨巫女。
14
《本屋》花火大会きれいだなあ。でも、動物によっては、迷惑なものでも、あるんだなあ。2024/05/13
Cinejazz
9
今夜は、河向こうの花火大会です。ドーン!、パラパラパラ、向こう岸の夜空に、ま-るく、ま-るく、花火が開いて、パラパラパラ、光の雫が落ちてきます。河のこっち側にある動物園からも、よく見えてます。・・・悠然と寝っ転がって見るゴリラ、花火の美しさと張り合うクジャク、驚いて背中の子どもを落としそうになるコアラたち・・・。うっとり見つめる動物たちの姿が描かれた、夏の夜の風物詩です。🎆 2024/07/11
mntmt
7
夜なのに大きい音で明るくなって、そりゃ、びっくりだよね。2024/06/12
千利体
3
三省堂書店大宮店で読了 花火と動物という視点が斬新だった2024/05/24