出版社内容情報
ぼくのうちは和菓子屋さん。笹の葉を使ったお菓子が自慢なんだ。そこへある日、かわいいパンダがやってきた! パンダが和菓子を作ると、町でたちまち評判に。ついには町長がこう宣言した。「この町に、パンダがくるなんて、すばらしい! 『パンダまつり』をひらきます!」……パンダに夢中になる町の大騒ぎをユーモラスに描きました。オールカラーの楽しい挿絵が全見開きに入り、読み物に親しみ始めた低学年にぴったりです。
内容説明
はるとの家は和菓子屋「ささの葉堂」。ある日、旅のパンダがやってきて、お父さんは、かわいいパンダにすっかり夢中!パンダが和菓子を作ったら、お店の前は大行列!!みんなあつまれ、「パンダまつり」がはじまるよ!!!読むと笑顔になることまちがいなし。読んであげるなら5才から、じぶんで読むなら小学校低学年から。
著者等紹介
香桃もこ[カトウモコ]
徳島県生まれ。愛知淑徳短期大学国文科卒業。子どもの本専門店・メリーゴーランドの「童話塾」に参加し、執筆活動をはじめる。執筆活動のかたわら、絵本の読み聞かせや子育て支援のボランティアを行う
服部美法[ハットリミホ]
三重県生まれ。大杉華水氏に師事し、伊勢型紙を学ぶ。子どもの本専門店・メリーゴーランドの「絵本塾」に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
22
挿絵が、服部美法さん。服部さんの別の本を検索していてヒット。一緒に借りた。香桃(かとう、と読むそうだ)さん初読みだが、愉快な話で、他の作品も読んでみたいと思った。はるとのうちは笹の葉を使った和菓子が自慢の和菓子屋さん。ある日、おいしい笹を求めて「旅のパンダ」がやってきて、町は大騒ぎに! 服部さんの絵がめちゃめちゃカワイイ~♪ 2024/10/02
花林糖
11
図書館本。はると君の家は和菓子屋の「ささの葉堂」。裏山に和菓子を包む笹の葉を探しに行くと、旅の途中のパンダと出会います。笹を食べ尽くすパンダ、和菓子を包む笹がなくなりそう.......。そこでお店のお手伝いをするパンダ。服部美法さんの絵がとても可愛らしく、笹の葉に包まれた和菓子が美味しそう。2024/06/26
よう
5
はると君の方が大人なのでは?!と錯覚してしまう、お父さんをはじめとする大人たちの反応に今回もツッコミつつ毎回吹き出した。またこのパンダも、おっとりとどこか雰囲気があってとっても魅力的。クライマックスのパンダまつり、パンダ音頭でも作者さんのネタの多さに感心しきりだった。本当に、パンダがいればみんなハッピーだ!私も室内でパンダと暮らしたい…♡すもーくもくもくまんじゅうも食べてみたいな。2024/05/06
さなだ
3
図書館2024/08/20
奏
3
はるとくんのお父さんは和菓子屋さん。笹の葉でつつんだ和菓子を作っていて、裏山から笹の葉を採ってくるのははるとくんの仕事。ある日、裏山で笹をとっていると、パンダが!可愛らしいパンダにお父さんも町のみんなもメロメロになってしまってー。パンダ、確かにかわいいけれど、とても美味しそうな和菓子があまり登場せずに残念。2024/07/13