出版社内容情報
たいくつな授業や会議の時間はとっても長いのに、楽しく遊んでいる時間はあっという間に感じたことはありませんか? それは私たちが、いつも同じように進む「時計の時間」とはちがい、伸び縮みしてしまう、「心の時間」を生きているから。「危険なときにスローモーションのようになる」「年をとると時間が早くすぎるようになる」といった現象も解き明かし、時間の謎にせまります。そして、なぜ人間にとって時間が大切なものになったのか、を考えます。
内容説明
千葉大学大学院の一川誠教授が、「時計の時間」とはちがう「心の時間」の特徴を紹介。小学中級から。
著者等紹介
一川誠[イチカワマコト]
1994年に大阪市立大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。カナダのヨーク大学視覚研究所博士研究員、山口大学工学部講師、助教授、千葉大学文学部助教授を経て、2013年から教授。現在、千葉大学大学院人文科学研究院教授。時間や空間についての感じ方に関わる知覚、認知、感性領域における実験心理学の研究に従事している
吉野晃希男[ヨシノアキオ]
1948年神奈川県生まれ。東京芸術大学油絵科卒。油絵の制作のかたわら、雑誌・広告などのデザイン・イラストレーションで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。