出版社内容情報
いちばんどりが「おはよう!」と、げんきに目を覚まします。そして、こんこん!、とまだ寝ているとりを起こしに行きます。起こしたあとは、また別の寝ているとりを起こしに行くのです。そんな「おはよう!」の輪は、とりたちだけに留まらず、人の街まで広がっていきます。とりは街に住む、みっちゃんのところにもやってくるのです。そうして起きたみっちゃんは、お母さんにげんきに「おはよう!」と言うのです。
内容説明
朝おきるのが楽しくなる!2才から楽しめる絵本。
著者等紹介
むろまいこ[ムロマイコ]
美術・造形作家。1974年、東京に生まれる。1997年から4年間、メキシコに滞在してアートを学ぶ。帰国後は彫刻を学び、鮮やかな色彩と自由な作風で、陶やメキシコのアマテ紙をはじめとする様々な素材を用いて平面や立体作品を制作している。全国で個展を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
いちばんどりが起きて、にばんどりが起きて・・・とどんどんみんなが朝を迎える。一日の始まりがさわやかだと気持ちよく過ごせる。「きょうも いいひで ありますように!」朝読書にピッタリな絵本。2024/04/12
遠い日
7
もう一度。寝苦しい夜が続き、暑さでへろへろになっているわたしには、目覚めの心地よさがない。ぼうっと起き出して、仕方なく朝ごはんの用意をして、自分はほとんど食べられないまま。ここに描かれたような気持ちのいい朝に憧れます。2023/08/06
遠い日
6
紙粘土で作ったような立体と着色した布、描いた絵を切り貼りしたコラージュが印象的。朝の喜びを告げるお話。起きたものから順番に、次々「おはよう」と起こしていく。気持ちのいい朝の時間をみんなで共有することで、街が目覚めていく。いい朝が来ました。2023/07/13
遠い日
3
クレイアートのような立体感のあるおはようどりたち。コラージュの含めて、明るく気分の浮き立つイラスト。振り返ってみるといつも夏に読んでいるのはどうしてかしら。毎朝、起きた時からもう暑い今、とても辛い時季です。おはようどりたちのように元気よく「おはよう」と言えるようになりたい。すっきり目覚めてもりもり食べて、いい一日を過ごしたい。でもこの暑さでは絶対に無理です、わたしは。2024/07/31
らんどるる
0
図書館本。カラフルで楽しくなる絵本。粘土?や紙を使った作品。「おはよう」の連呼。「きょうもいいひでありますように」(1分半)2024/08/24