著者等紹介
宝井琴調[タカライキンチョウ]
1955年、熊本市生まれ。1974年、五代目宝井馬琴に入門する。1985年、真打昇進(芸名宝井琴童)。1987年、四代目宝井琴調を襲名する
ささめやゆき[ササメヤユキ]
1943年、東京生まれ。1985年、ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞、95年小学館絵画賞、99年講談社出版文化賞さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まま
40
[まんが日本昔ばなし]で見たいようなお話だった。『雷電爲右エ門』みたいなモロ講談ではなく、ほっこりな昔話のようでした。2021/07/04
oldman獺祭魚翁
30
食わして貰ったお礼に姐さんに披露する駒形茂兵衛の一本刀土俵いりって……それは芝居噺の歌謡浪曲だよ……こっちは6代目横綱阿武松のお話2022/05/27
ヒラP@ehon.gohon
22
実在した横綱の物語だそうですが、見事な食べっぷりに圧倒されるやら呆れるやら。テンポの良い展開なので思わず声に出してしまいました。 高齢者ウケするような相撲講談ですが、子どもたちの反応も見てみたくなりました。 ただの大食漢だと思った男の、意外な活躍が心を打ちます。2021/06/30
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
講談絵本のシリーズ『徂徠どうふ』 https://bookmeter.com/books/13184475 しか読んでいなかったら5冊も発刊されていました。その中で今回はこちら。実在した六代目横綱、阿武松緑之助(おうの まつみどりのすけ)のはなし。満腹になるまでご飯が食べれるからと、相撲取りになった長吉(新弟子の頃)ですが、あまりに食べるため破門になってしまい、身投げしようと決心。最後の晩餐に立花屋という宿屋に入り…。講談は実際にあった話や人物を、面白おかしくはなすのが楽しいです。 2021/07/30
メープル
16
実在した人のお話なんですね!大食いすぎて相撲部屋を出ることになった長吉。身投げしようと最後の晩餐に入った立花屋。素敵な出会いがあって良かった。それにしても、どれだけ食べるんだろう?私もそのたっぷりみてみたい。2021/11/13