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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
66
天神様として知られる菅原道真公のお話を蛙に見立てている所が可愛くて分かり易いが、菅原道真公は怨霊なんですよね。しかも大変恐ろしい。しかし、彼の業績を称えて建てられたのは北野天満宮。太宰府天満宮もあり、受験の時に大変お世話になった学問の神様です。お陰で何とかなりました😊2024/04/21
☆よいこ
59
かえるの絵巻シリーズ③日本の古典文学をかえるの世界で描いた絵本。軽快な語り口が気持ちよく、読み聞かせ向き。約18分、本が重くて腕がつるw▽すぐれた文学者のミチザネさんは右大臣として帝に仕える。しかし左大臣のフジワラのトキヒラ公の策略で無実の罪を着せられ、大宰府に追放された。貧しい暮らしの中、ミチザネさんは死んでしまう。その後、都は災厄に見舞われ、人々はミチサネさんの祟りだと恐れ始める。▽わかりやすい2020/03/04
chiaki
41
『かえるの平家ものがたり』に続いて、こちらは菅原道真公のおはなし。天神さまと親しまれ、学問の神様として祀られている由来がよく分かる良書!!ミチザネさんの怨霊が招いた様々な悲劇も興味深かった。歴史上の人物らがかえるに化けるだけでこんなにも引き込まれ、楽しく愉快になるとはです♡壮大な絵巻物のような斎藤隆夫さんの絵も圧巻。平家ものがたりもよかったけど、こちらはより気に入りました。コロナが落ち着いたら北野天満宮へもお参りしたいな。2021/06/10
たまきら
35
…なぜかえる?と不思議なシリーズなんですが、天神様の由来をきちんと紹介していてなかなか硬派なつくりでした。日本には祟りがあるからなあ。娘さんは亀戸の天神様のことだよ、というと「ふうん」。…いつか受験でお世話になるだろう。2020/07/10
どあら
31
図書館で借りて読了。カエルの擬人化が愛嬌があるし、お話も分かりやすかったです。2020/04/01