たくさんのふしぎ傑作集<br> アリになった数学者

個数:

たくさんのふしぎ傑作集
アリになった数学者

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年06月16日 02時04分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 48p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784834084344
  • NDC分類 K410
  • Cコード C8741

出版社内容情報

ある日アリになってしまった数学者が、アリたちと語りあいたいと思ったのは、やはり数学についてでした。アリに導かれた数の世界。数や図形を便利につかう方法を教えてくれるのが「算数」。「数学」は、そもそも、その数や図形とはなにか? と考える学問です。そんな「数学」の世界を探求する数学者は、ある日気がつくと、アリになっていました。数学者は、アリたちと数学について語りあいたいと願います……。さて、アリたちに人間の数学、「数」は理解されるのでしょうか? 数を通してこの世界をどう理解するか。アリたちが導くあたらしい数の世界へ。

森田真生[モリタマサオ]
著・文・その他

脇阪克二[ワキサカカツジ]
イラスト

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

355
大人にこそ読んでほしい、と強く思える絵本だった。「在野で数学の世界を探求する」(プロフィルから)森田真生ならではの味わい深い文章。その文章から、よくこの絵を描いたものだ、と思わせるテキスタイルデザイナー脇阪克二の力量にも感服。算数と違って「数学」とは、数や図形がそもそもどのようなものかを、考え感じることだ、という。「アリがエサをわけあうように、数学者は、発見をわかちあう」。心にグサッと突き刺さった。その発見を人に伝え、感動を共有する喜びもまた格別だ、とも言う。感性のアンテナを磨くに最適の絵本だった。2024/04/14

☆よいこ

70
分類410。数学哲学。アリに転生した数学者の思考「数学」とは、数や図形を使うだけではない。「数や図形がそもそもどういうものか」を考える。数学者は、存在しないものについて研究している▽数学者のアリはアリにアスパラの数を数えさせようと話しかける。だけどアリは目の前のアスパラしか見ない。数学者のアリはやりきれない。だけど朝露のしずくの中にはあざやかな光があふれていた。大きなアリは「わたしたちの数は、人間の知っている数とはちがう」という。おなじ「1」にも色や輝きや動きがある。人間が知っている数も変化しつづけている2023/12/07

キジネコ

65
数・数字そして図形。そもそも数学とは?それを探究する数学者とは?先ず理屈の解体ありき、例えばアリにとって、それは「どの様であろうか?」と考えてみる。働きアリにとって?そして女王アリにとって?概念としてある数と図形は目に見えないと云われて「なる程」と改めて思う。計量する行為を求める心的要因、感情の所在を内観する禅や老荘の教えまで沈降してみる愉快、以前読んだ「像の時間ネズミの時間」が教えてくれた生命のサイズによって違うアラユル事象の意味合いを、再び問い学ぶ。天空より降る雨粒の一滴、アリにとっての禍福や如何?2019/04/09

がらくたどん

57
数学分野の研究者である著者の児童向け図書。頭の片隅に「不思議」の種を蒔いてくれそうな誠実な1冊。先日新聞で著者の万物との自覚的な相互依存をテーマとした論評を読んで手に取る。ある日ヒトの意識を残したままアリの身体になった数学者がアリが見ている「数」の世界を体験する。アリの身体にとっては朝露の一粒が膨大な情報と環境要因を持つ。「地上にあるものはすべて、たがいをてらしあって存在している」という女王アリの示唆が「1」という数を無機質なイメージから「生きている」数というイメージへと誘う。まさに「たくさんのふしぎ」2022/01/18

やいっち

48
「数学する身体」の著者の本ということで、出版を知って即日予約ゲット。絵本だったとは。我輩には、童話や絵本を楽しむ柔らかな感性は乏しい。ファンタジーも敬遠しがち。頭が堅いのである(物理的に…じゃなく。頭が悪い…とは自分では認めたくない)。小一の頃、担任の先生に、10から1まで逆に言えと言われた。クラスの大概の子は出来たが、我輩は出来ず、教室の後ろに立たされた。水の入ったバケツを持たされて。10から9、9から8までは何とか言えたかな。7近くなると、頭はボーとしてきていた。チコちゃんの言う意味じゃなく(続く)2019/06/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13122488
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品