出版社内容情報
だるまちゃん、だるまどんとともに沖縄へ!
「だるまちゃん」シリーズの最新刊。だるまちゃんは、だるまどんと一緒に沖縄の小さな島に住む、いしみね先生を訪ねます。そして、森の中で、小さないたずらっこのキジムナちゃんと出会ってたのしく遊んでいると、助けを求める声が聞こえてきました。その声の方に行くと、だるまどんといしみね先生が毒を持つ巨大なハブに巻きつかれているではありませんか! ふたりは力を合わせて、ハブからだるまどんといしみね先生を助けます。
読んであげるなら
4才から
自分で読むなら
小学低学年から
内容説明
だるまちゃんは、だるまどんと一緒に沖縄へ。だるまちゃんが山でであったキジムナちゃんと遊んでいると「だえかたすけてくれー」と声がきこえてきました。いってみると、だるまどんがハブに襲われていて…。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
73
沖縄を舞台とした絵本。キジムナちゃんは、沖縄の民話に登場するイタズラっ子。ニライカナイの話もあったりと、沖縄への敬意にあふれている。沖縄にも行きたいなぁ。2022/08/22
yomineko@ヴィタリにゃん
58
大好きな沖縄!のキジムナーちゃんがあった!だるまどんと一緒に沖縄の小さい島にいるイシミネ先生の所へ行く。めんそーれ!島の珍しいお祭りなどなど沖縄はどこに行っても楽しそう😊だるまどんと先生の留守時にキジムナーちゃんに出会う。いたずら好きだけど、大きなハブに巻かれてしまった先生とだるまどんを助けてくれた!沖縄の文化への敬意を表して作られた作品である(#^.^#)2023/09/02
たーさん💎💎
49
今日小学校の図書ボランティアに行った時に読みました☺ 加古さんの作品最後。やっぱりこのシリーズ大好き?2018/06/12
しぃ
29
本州に住んでいる私にはあまり馴染みのないキジムナちゃん。今回は巨大なハブも出てきてスリリングな展開。食い入るように見ていた次女。いしみねせんせいの優しい目線がかこさんと重なる。90歳超えてからの作品ですが、昔と変わらず優しいです。亡くなる間際も消えることのなかった情熱を感じます。2018/07/20
ちえ
27
視野がとても狭くなっていて短い線を繋げて描いた、その線を愛おしく、目で追いながら読む。青い海、波打ち際、とても美しい。「・・ハブのねぐらを ごそごそ うごかしたりしたのはこちらだから 助けてやりましょうや」といういしみね先生の優しさが加古さんと重なって思えた。「こどもさん」たちのために最後まで絵本を描き続けた。表紙裏の沖縄の草木の絵も繊細で加古さんらしい。2018/06/24