感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
81
絵本。モーツァルトのオペラ『魔笛』に登場するパパゲーノを主役にした物語▽パパゲーノは笛を吹くのが大好きな陽気な若者。パパゲーノは鳥に聞いた美しい娘パパゲーナをお嫁さんにしたいと思い旅立つ。途中、老婆に出会い「困ったら助けてあげるから私のことを忘れないで」と言われる。森の王に、地下深くにある銀の鈴をとって来いといわれ、勇気を出して地下に潜る。しかし暗闇にのまれ老婆に助けを求める。竜を眠らせ銀の鈴を手に入れるが「いっしょうここでひとりぼっちでくらすか、わたしをおよめさんにするか、どっちかだよ」と迫られる。2022/06/27
しろくま
23
4年生の音楽の授業で読み聞かせしました。モーツァルトのオペラ『魔笛』の中に出てきます。「パパパの2重唱」のオペラは、ドイツ語!?で鑑賞したので、この絵本で内容を補充できてよかったです。みんなでパパゲーノやパパゲーナになりきって、「パパパの2重唱」を歌いました(*´▽`)2021/10/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
20
オペラ『魔笛』をもとにした絵本。モーツアルト作曲は知っていましたが、最後に作曲したとは知りませんでした。パパゲーノが主役になり、暗いイメージから脱する『パパパの二重奏』の雰囲気が伝わってきました。2022/04/24
マツユキ
20
小4娘が音楽の授業で習ってきた『パパゲーノとパパゲーナ』。なんの事だと思ったら、モーツァルトのオペラ『魔笛』の登場人物で、お話は色々複雑みたいなんですが、楽しいカップルのようです。この絵本はこの二人を主人公にした作品が。森で鳥たちと楽しく暮らすパパゲーノでしたが、可愛いお嫁さんが欲しいと旅に出ますが…。難題!難題!よくあるパターンですが、面白い。明るく、可愛い絵本です。2019/11/23
ヒラP@ehon.gohon
20
オペラ「魔笛」を知っていれば、このお話の深みが味わえるのかも知れません。 曲の展開に符合したお話だったり、意味があったりするのだと思いました。 でも、曲を知らないとせっかくの面白味が味わえない絵本でした。 オペラ「魔笛」をまずは聴いてみましょう。 2018/01/17