出版社内容情報
ひとりの子どもをめぐり、おたがいに自分のものだと言い張るふたりの母親。大岡越前が提案した不思議な解決方法とは?母ひとり子ひとり、貧しいながらも楽しく暮らしていたお里さんと娘のお花。一方、お花の父親の再婚相手のお絹さんには子どもがおらず、お花が欲しくてたまらない。ある日お花が病気になり、薬代がはらえず途方にくれたお里さんは、娘を助けるためやむなくお絹さんにお花を託すが……。大岡政談の名作が、前作『三方一両損』に続き、宝井琴調・ささめやゆきのコンビによる人情味あふれる講談絵本となって登場!
宝井琴調[タカライキンチョウ]
宝井琴調 1955年、熊本市生まれ。1974年、五代目宝井馬琴に入門する。1985年、真打昇進(芸名宝井琴童)。1987年、四代目宝井琴調を襲名する。絵本に『三方一両損』(福音館書店)がある。
ささめやゆき[ササメヤユキ]
ささめやゆき 1943年、東京生まれ。1985年、ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞、95年小学館絵画賞、99年講談社出版文化章さしえ章受賞。絵本に『ねこのチャッピー』(小峰書店)、『椅子―しあわせの分量』(BL出版)、挿絵を手がけたものに『三方一両損』『お父さん、牛になる』(福音館書店)、『狂言えほん・ぶす』(講談社)、『こぶたものがたり』(岩崎書店)、著書に『イタリアの道』(講談社)ほか多数。
内容説明
おっかさんは、どっち?ふたりの母親が、ひとりの子どもをとりあっての大騒動。大岡越前の名さばきが光る、講談絵本第二弾!小学校中級以上。
著者等紹介
宝井琴調[タカライキンチョウ]
1955年、熊本市生まれ。1974年、五代目宝井馬琴に入門する。1985年、真打昇進(芸名宝井琴童)。1987年、四代目宝井琴調を襲名する
ささめやゆき[ササメヤユキ]
1943年、東京生まれ。1985年、ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞、95年小学館絵画賞、99年講談社出版文化賞さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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