出版社内容情報
キキの誕生から10歳に成長するまでを、黒猫の相棒ジジとの関わりを中心に描きます。〈魔女の宅急便〉スピンオフ・シリーズ2作目。人間の男の人オキノさんと、魔女のコキリさんのあいだに生まれた女の子、キキ。将来、魔女として活躍するキキが、赤ちゃんから10歳の女の子に成長していくまでを、黒猫の相棒ジジとの関わりを中心に描きます。魔女の娘として育ったキキは、どのように、魔女になる決意をするのでしょう。はたしてジジは「魔女猫」になれるのでしょうか。『キキに出会った人びと』に続く、〈魔女の宅急便〉スピンオフ・シリーズの2作目。
角野栄子[カドノエイコ]
1935年東京生れ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業、出版社勤務を経て、1959年ブラジルに出かけ2年間滞在、帰国後絵本・童話の創作をはじめた。『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)でIBBYオナーリスト、野間児童文芸賞、小学館文学賞など、受賞多数。〈魔女の宅急便〉シリーズ完結(2009年)後も、エネルギッシュに作品を産みつづけている。
佐竹美保[サタケミホ]
富山県生れ。上京後、SF・ファンタジーの挿絵を描きはじめ、多彩な作風で読者を魅了している。挿絵を提供した主な作品に、『封神演義』『西遊記』『三国志』(以上偕成社)、「大魔法使いクレストマンシー」シリーズ(徳間書店)、「ブンダバー」シリーズ(ポプラ社)、「鏡のなかの迷宮」シリーズ(あすなろ書房)、「魔女の宅急便」シリーズその3‾6(福音館書店)など多数。
内容説明
ある冬の日、人間のおとうさんと魔女のおかあさんのあいだに、かわいらしい女の子がうまれました。名前はキキ。これは、キキが魔女になる前の物語です。「魔女の宅急便」スピンオフ・シリーズ第二弾!!小学校中級以上。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京に生まれる。1959年から二年間ブラジルに滞在。1970年頃より絵本、童話の創作をはじめる。『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で旺文社児童文学賞、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)でIBBYオナーリスト、野間児童文芸賞、小学館文学賞を受賞。1984年路傍の石文学賞、2011年巖谷小波文芸賞、2013年東燃ゼネラル児童文化賞を受賞。戦後七十年となる2015年、『トンネルの森1945』(KADOKAWA/メディアファクトリー)を刊行した。同作品で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞
佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる。SFやファンタジーの世界から古典・絵本・児童文学・リアリズムと、幅広いジャンルにわたって多彩な作風で多くのファンを魅了する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- -196