出版社内容情報
白いノラネコのベスが、トリア姫に出会い、家庭教師として雇われることになりました。務まるわけがありませんが、そこで……ベスは市場に生まれた白いノラネコでした。ある日、黒塗りの立派な馬車に隠れると、女王様の孫、トリア姫に出会いました。ベスを気に入ったトリア姫は、ベスを飼う方策をあれこれと考えめぐらして、ベスを家庭教師として雇うことになりました。ところが、ノラネコが家庭教師が務まるわけはありません。ベスはひげに鉛筆をあてて音を出してバイオリンを指導したり、しっぽに絵の具をつけて絵を描いたりして、なんとかなりましたが……。
南部和也[ナンブカズヤ]
南部和也(なんぶ かずや) 一九六〇年、東京に生まれる。獣医師。北里大学獣医学科卒業。千葉県で動物病院を開院後、アメリカ合衆国アーバイン市のT.H.E.CAT HOSPITALで研修を受ける。のちに東京でネコの専門病院「キャットホスピタル」を開院する。著書に『ネコのタクシー』『ネコのタクシーアフリカへ行く』『ネコのドクター小麦島の冒険』『しっぽのきらいなネコ』『ケンケンとムンムン』(以上、福音館書店)、『ネコのホームズ』『ネコのホームズ十三かかしの呪い』(以上、理論社)『ネコのラジオ局』『おばけむら』(以上、教育画劇)などがある。NPO法人東京生活動物研究所研究員。
さとうあや[サトウアヤ]
さとう あや 千葉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。その後、長沢節セツ・モードセミナーに学ぶ。作品に『バレエをおどりたかった馬』『ネコのタクシー』『ネコのタクシーアフリカへ行く』『ネコのドクター小麦島の冒険』『ケイゾウさんは四月がきらいです。』『ゆかいな農場』『こぶたのプーちゃん』(こどものとも年少版)、『アルマジロくんとカメくん』(こどものとも)(以上、福音館書店)、『ピピンとトムトム 怪盗ダンダンの秘密』『ドレミファ荘のジジルさん』(以上、理論社)、『ふみきりのかんたくん』『よんでよんで』(以上、教育画劇)、『ともだち』(偕成社)、『ライ麦を食べたろばのロバート』(冨山房インターナショナル)などがある。神奈川県在住。
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