十一月の扉

個数:

十一月の扉

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784834082944
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

秋の終わり、偶然見つけた素敵な洋館に、2ヵ月間下宿することになった爽子。開かれた扉の先に待っていたのは・・・・・・。双眼鏡の中に、その家はふいにあらわれた。十一月荘――偶然見つけた素敵な洋館で、爽子は2ヵ月間下宿生活を送ることになる。十一月荘をとりまく、個性的ながらもあたたかい大人たち、年下のルミちゃんとのふれあい、耿介への淡い恋心・・・・・・そして現実とシンクロする、もうひとつの秘密の物語。「迷うようなことがあっても、それが十一月なら前に進むの」。十一月の扉を開いた爽子を待ち受けていたのは・・・・・・

高楼方子[タカドノホウコ]
高楼方子 函館市に生まれる。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)『いたずらおばあさん』(フレーベル館)で路傍の石幼少年文学賞、『キロコちゃんとみどりのくつ』(あかね書房)で児童福祉文化賞、『おともださにナリマ小』(フレーベル館)『十一月の扉』(受賞当時リブリオ出版)で産経児童出版文化賞、『わたしたちの帽子』(フレーベル館)で赤い鳥文学賞・小学館児童出版文化賞を受賞。絵本に『まあちゃんのながいかみ』(福音館書店)「つんつくせんせい」」のシリーズ(フレーベル館)など、幼年童話に『みどりいろのたね』(福音館書店)、低・中学年向きの作品に、『ねこが見た話』『おーばあちゃんはきらきら』(福音館書店)「へんてこもり」のシリーズ(偕成社)『紳士とオバケ氏』(フレーベル館)『ニレの木広場のモモモ館』(ポプラ社)など、高学年向きの作品に、『ココの詩』『十一月の扉』『緑の模様画』(以上福音館書店)、『リリコは眠れない』(あかね書房)など、翻訳に『小公女』(福音館書店)、エッセイに幼いころの記憶を綴った『記憶の小瓶』(クレヨンハウス)、『老嬢物語』(偕成社)がある。札幌市在住。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

80
表紙に描かれた紅葉にマッチした白い壁に赤い屋根の建物。主人公の少女が十一月荘を見つけた時の場面ですが、ちょっと外国の物語のような雰囲気です。 主人公も喜びをもってこの十一月荘での暮らしを始め、個性的で素敵な女性達との触れあい中で成長していきます。それぞれ自分を持ち、迷いながらもしなやかに生きている女性達。主人公もいずれそうなるだろうと予感します。そんな予兆を見せたラストシーンで少しじーんとなりました。 なぜ「十一月」なのか、という意味も素敵で、この季節になるたび思い出す物語になると思います。2018/11/20

ゆりあす62

74
図書館本。★★★★☆ 思う。14才の時に読みたかった。2019/11/30

アルピニア

74
【高楼方子 11月の扉を開けよ読書会】以前から読友さんのレビューで気になっていた本。イベントに参加して十一月に!読むことができた。主人公の爽子は、中二。二ヶ月間だけ家族と離れて「十一月荘」に下宿する。彼女の瑞々しい心の成長に一緒にワクワクしたり、ため息をついたり。作中作「ドードー森の物語」とのシンクロにドキドキするところも頬が緩む。家族でもない、先生でもない、仲間として受け入れてくれる大人との関わりによって世界が広がり、視界が変わる。「十一月には扉を開け」爽子にとって、それはまさに未来への扉になった。2018/11/07

anne@灯れ松明の火

43
(再読)昨年、読友さんオススメで、11月ギリギリに読んだ作品。今年はゆっくりと再読。2ヵ月だけ、十一月荘に下宿することになった爽子。下宿の人やそこに関わる人との出会いで、自分のこと、母のことを見つめ直す。るみちゃんや閑さんらと一緒の爽子を見ていると、友情に年齢は関係はないと思う。そして、耿介への淡い想いには、一緒にドキドキしてしまう。現実世界と爽子が描く物語世界が見事にリンクして、より豊かな世界が広がっている。「十一月には何かすてきなことが起こる」今年の11月は、何が起こるだろう?2016/11/14

森の三時

38
大人になってからもしつらくなったとき、自分を肯定的に支えてくれる、振り返る思い出の季節を少年少女の時期に持てていたなら、きっとその人は歩いていけるように思います。十一月の扉の向こうは、静かに、けれど確実に、未来へと向かう下地となる場所でした。問題のないような家族でも、仲良しの友人関係でさえも、ひとつひとつの関係性の中で共有するルールがあり、少なからずそれに絞られている。扉を開けて、新しい見方ができたとき、自分の本当の気持ちに気づき、これまでとは違った新しい関係を築いていけるのかもしれません。2018/11/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11179859
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品