内容説明
焼きつくされたトルマリン宮。ひとり生き延びた幼子は探索を逃れ、身内の手で辺境の吟遊詩人学校に預けられた。月日がすぎ、都ではグリフィンことトルマリン家を滅ぼした、バジリスクの家が権勢をふるっていた。水面下で反撃の機をうかがうトルマリンの残党。一方、辺境の学校にグリフィンと名乗る若者が現れたことから、運命の歯車がまわりはじめる。名手が奏でる復讐の物語。
著者等紹介
原島文世[ハラシマフミヨ]
群馬県生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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