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世界傑作絵本シリーズ
りゅうおうさまのたからもの

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  • サイズ A4判/ページ数 31p/高さ 24X32cm
  • 商品コード 9784834082784
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

竜王様の娘を助けた弟が、お礼として「水のもと」が入った箱をもらいましたが……。むかし、モンゴルの草原に二人の兄弟が住んでいました。ある日、弟が魚をくわえた鳥に小石をなげると、鳥が魚をおとして逃げました。じつは、その魚は竜王様の娘でした。弟は竜王様からお礼として「水のもと」が入った箱をもらい、「けっしてふたをあけてはならぬぞ」といわれました。それ以来、草原のあちこちに水がわき出て、暮らしが豊かになりました。ところが、弟から話を聞いた兄さんがこっそり箱をあけてしまいました……。

イチンノロブ・ガンバートル[イチンノロブガンバートル]
イチンノロブ・ガンバートル(Ichinnorov Ganbaatar) モンゴル文化芸術大学美術部卒業。2004年、第14回野間国際絵本原画コンクールで奨励賞を受賞。大学時代の同級生でもある妻のボロルマーと共同で、絵本や紙芝居を多数創作している。紙芝居に『おじいさんとトラ』(童心社)、絵本に『センジのあたらしいいえ』(こどものとも年中向き)、『いしのおもちゃ』(こどものとも)、『こくこくこっくん』(こどものとも0.1.2)、『トヤのひっこし』(厚生労働省社会保障審議会特別推薦児童福祉文化財)(以上、福音館書店)などがある。埼玉県在住。

バーサンスレン・ボロルマー[バーサンスレンボロルマー]
バーサンスレン・ボロルマー(Baasansuren Bolormaa)モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。2008年に来日、日本を拠点に絵本作家、イラストレーターとして活躍。2004年第14回野間国際絵本原画コンクールにおいて『ぼくのうちはゲル』がグランプリを受賞、2013年ボローニャ国際絵本原画展入選など、受賞多数。絵本に『モンゴルの黒い髪』(石風社)、『お月さまにいるのはだあれ?』(文教大学出版事業部)、『バートルのこころのはな』(小学館)、『ゴナンとかいぶつ』(偕成社)、『おかあさんとわるいキツネ』『トヤのひっこし』(厚生労働省社会保障審議会特別推薦児童福祉文化財)(以上、福音館書店)などがある。埼玉県在住。

津田紀子[ツダノリコ]
津田紀子(つだ のりこ) 早稲田大学卒業後、モンゴルでモンゴル語と児童文学を学ぶ。ウランバートル大学大学院修士課程修了。モンゴルの児童文学を日本に紹介し、ガンバートルとボロルマーの共作絵本の翻訳者としても活躍。ほかの翻訳作品に「男の三つのお話」(ジャンビーン・ダシドンドグ著/『天国の風?アジア短篇ベスト・セレクション』新潮社・所収)、『トヤのひっこし』(厚生労働省社会保障審議会特別推薦児童福祉文化財)(福音館書店)などがある。近年の経済成長によりモンゴルの人びとの生活が急激に変わっているなかで、いまも伝統的なライフスタイルを守りながら、草原に生きる遊牧民のことに興味をもっている。現在、アメリカ在住。

著者等紹介

ガンバートル,イチンノロブ[ガンバートル,イチンノロブ] [Ganbaatar,Ichinnorov]
モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。2004年、第14回野間国際絵本原画コンクールで奨励賞を受賞。大学時代の同級生でもある妻のボロルマーと共同で、絵本や紙芝居を多数創作している

ボロルマー,バーサンスレン[ボロルマー,バーサンスレン] [Bolormaa,Baasansuren]
モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。2008年に来日、日本を拠点に絵本作家、イラストレーターとして活躍。2004年第14回野間国際絵本原画コンクールにおいて『ぼくのうちはゲル』がグランプリを受賞、2013年ボローニャ国際絵本原画展入選など、受賞多数

津田紀子[ツダノリコ]
早稲田大学卒業後、モンゴルでモンゴル語と児童文学を学ぶ。ウランバートル大学大学院修士課程修了。モンゴルの児童文学を日本に紹介し、イチンノロブ・ガンバートルとバーサンスレン・ボロルマーの共作絵本の翻訳者としても活躍。現在、アメリカ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@ヴィタリにゃん

58
モンゴルの昔話。絵がとても美しい。どこか中華風であり洋風でもある。働き者の弟は1匹の魚を助ける。すると、タツノオトシゴに乗ったおじいさんが現れ「竜王様に会ったら、一番小さい箱をもらいなさい」と言う。言われた通りにするが、決して箱を開けてはならないという掟を破った怠け者の兄のせいで村が大惨事に。。。2023/12/10

花林糖

25
(図書館本)バーサンスレン・ボロルマーの絵『トヤのひっこし』の時も見惚れたけれど、こちらの絵本もまたまた見惚れてしまった。独特で丁寧な絵が好みだけど顔が少し苦手なのが残念。お話はモンゴルらしさもあり面白いけど、最後はこれでいいのか?幸せなのか?とかなり心配です。2016/10/25

たまきら

24
版浦島太郎といったところでしょうか。いやあ、面白い。オタマさんもハッピーエンドでニッコリ。水が大切な乾いた大地が想像できるところもいいなあ。オタマさん、モンゴルにすっかり憧れています。2017/05/15

17
はじめのほうは、さすがモンゴル。川の水が干上がりそう(^-^;。水が豊かに流れる=暮らしが豊かになる。絵がとても細やかで可愛い。2019/01/27

いっちゃん

16
何か、色んな日本の昔話が混ざったみたいだったけど、面白かった。色も鮮やかで外国っぽくて良い。2017/02/22

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