著者等紹介
澤口たまみ[サワグチタマミ]
1960年、岩手県盛岡市生まれ。岩手大学農学部修士課程修了。専攻は応用昆虫学。著作に、エッセイ集『虫のつぶやき聞こえたよ』(白水社 第38回日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など
あずみ虫[アズミムシ]
1975年、神奈川県に生まれる。イラストレーター。安西水丸氏に師事。アルミ板をカッティングする技法で作品を制作。雑誌、書籍、広告などの分野で活躍中。2010年、講談社出版文化賞さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
32
新着棚で。新たにやってきた小さな黒猫。名前はくろ。初めは警戒していたけれど、だんだんだんだん慣れて、なついてくる。猫を飼おうと思っている子にいいかも。文の澤口さんも、絵のあずみ虫さん(変わった名前~)も初めて。貼り絵のような独特な絵で、面白い。2016/06/05
馨
29
こねこのクロを飼って大事に育てるという話だけどクロが可愛くて癒されました。2016/09/04
k sato
24
友達から譲り受けた子猫のクロ。小学生のわたしが、クロと徐々に距離を縮めていく様子がいいですね。恰幅のよいトラ猫は先住のレオです。クロは、のそのそと歩くレオに圧倒されます。逆立った毛やシャーシャーする口は、クロにとって威嚇のつもりなのでしょうが、レオに果敢に挑む一生懸命さに心を打たれました。クロとわたしの距離は日を追うごとに縮まり、朝はクロが頬っぺたを2回トントンして起こしてくれます。憧れの目覚まし!一緒に暮らすうちに、猫が何を思っているか分かるようになるのでしょうか。「飯」を催促する目覚ましはイヤだな😂2025/04/11
小梅さん。
13
クロと名付けられたくろねこの子猫と、女の子のお話。 2人が仲良くなっていく様子が微笑ましくて、嬉しくなる。 表紙をめくると、子猫のシルエットがたくさんなのも素敵。 心がほんわ温かくなって、思わず、にっこり。2016/06/14
いっちゃん
12
猫を飼いたい娘が、可愛い~とますます欲しくなってしまった。2016/10/18
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- 和書
- 宣言 岩波文庫