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こどものとも絵本
きょうりゅうがすわっていた

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  • サイズ B5判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784834082296
  • NDC分類 E
  • Cコード C8795

出版社内容情報

君が生まれる少し前、パパを訪ねてきたのは、大きな恐竜だったんだ――。生まれてきた命を祝福する、やさしい空想物語。

君が生まれる少し前、パパを訪ねてきたのは、巨大な恐竜だったんだ。それからパパは毎日、恐竜にキャベツを30個食べさせたんだけど、ある日、恐竜はパパを背中に乗せて歩き出した。連れて行ってくれたのは、君が生まれたばかりの病院だったんだ――。自分が生まれたときはどうだったのか、子どもたちは知りたがります。そんな疑問に、あたたかなユーモアでこたえる空想物語です。

【著者紹介】
市川宣子 1960年、神奈川県生まれ。絵本に『みんなのおばけ小学校』(佼成出版社)『るいくんとおばけくん』(小学館)など、童話に『おばけのおーちゃん』『ケイゾウさんは四月がきらいです。』(ともに福音館書店)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

125
絵本原画展で見かけて印象に残ったので図書館で借りてみた。「きみがうまれたときのはなしをしようか」この始まり方にぐっときた。ある日突然マンションの窓辺に現れた恐竜。戸惑いながらもお世話をするお父さん。なんとも奇想天外な発想だけど、心温まるお話でした。どことなくマグリットを思わせる絵が不思議な雰囲気でとても好みでした。2022/04/22

しろくま

28
気にはなっていたのですが、表紙の絵から難しそうな話かと思っていました。読んでみたら、ユーモアたっぷりで、心も暖かくなるとてもよい本でした。クリスマスや誕生日に合わせて読むとなお良さそう。大人目線では、直接的な表現ではありませんが、生まれてきてくれてありがとう!生まれてくるのを楽しみに待っていたよ!とさりげなく伝えられそうな気がしました。小さい子どもではなく小学生低学年くらいの子どもに読み聞かせしたいです。2018/12/19

たまきら

25
読み友さんから。不思議な魅了にあふれる絵です。しんみりしちゃった。でも、竜脚類の骨格とかブツブツ悩んだけど。すみません。2017/07/02

いろ

24
9歳BD絵本祭♪ 父親が,6歳の誕生日を迎える男児に,生まれた時のお話をしてあげる素敵ファンタジー。恐竜登場って突拍子ないのに,シンとした雰囲気がそれを当たり前に感じさせる。最初の恐竜登場場面,体験したら相当怖いと思うけどw 父親と恐竜との交流も優しくていい。息子,キャベツ毎日30個に驚いている。母(私)は「毎日30個を確保するのも持ち帰るのも大変そう。」って方に気が向いてしまう。うんちの処理もキチンとするお父さんエライな~。絵に時々大きく入ってる黒い縦スジが気になる息子。木板みたいなのに描いてるのかな?2017/02/25

棕櫚木庵

23
読メで紹介していただいた絵本.「きみが うまれたときの はなしを しようか」と,父親が子どもに語り始める.きみがうまれるとき,「ママ」は病院にいて「パパ」はマンションに一人でいた.その外に恐竜が居座ってしまい,毎日10階の窓からパパにキャベツをもらって食べる・・・.なんだか,奇妙で,でも,のんびりとした物語.そしてつまりは,新しい命の誕生を寿ぐ物語だった.「メリー・クリスマス!」.きみの誕生は,新しい時代の始まりだったんだ・・・.すべての子どもの命がこんな祝福を受けますように. 2022/06/30

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