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出版社内容情報
ネズミの夫婦が大事な娘の婿にと、世界で一番偉いものを探します。おひさま、雲、風と次々にお願いして、最後にたどり着いたのは…。
ネズミの夫婦のもとに、待ち望んだ娘が生まれました。夫婦に大事に育てられ、器量のよい、やさしい娘に成長します。夫婦は、娘の結婚相手にふさわしい婿さんは誰だろうと、世界一偉いものを探し始めます。まず、おひさまを訪ねると、世界一偉いのは雲だと言われ、雲を訪ねると、それは風だと言われ、次に、風を訪ねると、壁だと言われてしまいます。そして、壁を訪ねると、思いがけない答えが返ってきました。
【著者紹介】
小野かおる(おの かおる) 1930年、東京生まれ。東京芸術大学美術学部油画科卒業。新制作協会会員。絵本に『とんだトロップ』『はるかぜとぷう』『われたたまご』『こぐまのむっく』『ねことおんどり』『ニューワと九とうの水牛』、さし絵に『ゆびぬき小路の秘密』(以上、福音館書店)『きつねのライネケ』(岩波書店)などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
16
娘のお婿さんには、世界一偉い人を。 親心のこもった昔ばなしです。 最後には平凡なところに落ち着くのですが、よく知られたくらべっこが、それはそれで楽しいと思います。 子どもたちの反応が期待できるお話です。 カンバス地に描かれた、小野さんのホンワカした絵に味わいがあります。2016/05/20
あおい
13
大事な娘の婿は世界一偉い方がいい。太陽、雲、風…次々偉いと思われるところへ出かけていくが…。うんうん結局その結論が1番幸せだよ。2023/10/04
ヒラP@ehon.gohon
8
某事業所の読み聞かせレクで読みました。2020/01/28
ヒラP@ehon.gohon
7
事業所で読み聞かせしました。2020/01/15
Chiyo K.
7
図書館で。むかし、「まんが日本昔話」で見たなあ。おてんとうさまや風さまが擬人化(美化ではない)されているのがユニーク。2020/01/04
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