内容説明
お姫さまの話に王子さまの話、こわい話におかしな話など、ドイツの昔話を集めました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
ドイツの昔話。挿絵は佐々木マキさん。ファンタジーや怖い話などバラエティにとんだ昔話集でした。『 黒いお姫さま / かしこい百姓 / 小人のぼうし / 金のくさりをつけた王子さま / スリクシェばあさん / しようがないヤギ / ムッシェティーア、グレナディーア、プンペディーア / 寒い冬 / ふたごの兄弟 / かじ屋と坊主 / 魔法にかけられたお城 』2020/10/05
timeturner
5
これまでに読んだドイツ民話とはひと味違うユニークで「黒い」話が多くて楽しかった。昔話にしては珍しくキリスト教的な概念が出てくるのは、採話した19世紀までに変容してきたのか、牧師から教育を受けたブッシュが書き換えたのか。挿絵は佐々木マキ。2023/05/01
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
4
ブッシュが蒐集した昔話・伝説に佐々木マキさんのチャーミングな挿絵が素敵な本。似た話が含まれるのは本の性質上仕方ありませぬ。2016/01/18
Tori Chie
2
こういった古い民話はいいですね。特にドイツのメルヒェンを感じる話は好きです。 そして佐々木マキさんのどこかシュールなイラストがマッチしている。楽しめました。2022/06/23
小皿
1
(再読)「かしこい百姓」のキツネと魚はその後どうなったんだろう? 気の毒な目に遭ってないといいけど。 佐々木マキさんの挿絵のおかげで、普通なら何とも思わない物語の脇役にも愛着みたいなものを感じた。2024/04/26