著者等紹介
澤口たまみ[サワグチタマミ]
1960年、岩手県盛岡市生まれ。岩手大学農学部修士課程修了。専攻は応用昆虫学。著作にエッセイ集『虫のつぶやき聞こえたよ』(白水社、第38回日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など
あずみ虫[アズミムシ]
1975年、神奈川県に生まれる。イラストレーター。安西水丸塾受講。アルミ板をカッティングする技法で作品を制作、雑誌、書籍、広告などの分野で活躍中。アゲハの幼虫を数年にわたり飼育観察している。2010年、講談社出版文化賞さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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♡
34
芋虫が好きな人や澤口たまみさんの作品が好きな人にオススメの1冊です!娘ちゃんは、芋虫大好き!すぐに見つけて、観察して、図鑑を見て。どんな蝶や蛾になるか想像を膨らましている様子。絵本の中に出てくるママが、芋虫について詳し過ぎてビックリ!ママは、娘ちゃんに聞かれても答えられないから一緒に調べたり、パパがいたらパパに聞いてみるスタイル。親子で一緒に芋虫について詳しくなれる素敵な絵本です!澤口たまみさんの他の作品を読んでみたくなります。2022/08/05
リリー・ラッシュ
24
いもむし探しに出かけたくなる。我が子達と出会えてなかったら、気持ち悪いままだったいもむしが、子どもたちとの経験を通して美しいとまで思えるようになった。この絵本も蝶の舞う今の季節にピッタリ🦋親子でいもむし観察が楽しくなると思います(どうしてもダメな人もいるかもしれませんが^^;)。2023/05/31
おはなし会 芽ぶっく
14
実際にいもむしを飼ってないと描けないであろう繊細でリアルな絵。さすが昆虫絵本作家の澤口さんです!2020/01/30
遠い日
11
いろいろなイモムシが登場。好んで食べるエサとなる植物が違うから、それを覚えると種類を特定しやすい。男の子がおねえちゃんとおかあさんといっしょに、いろいろなイモムシを探し、育てるのを追ううちに、その生態を知れるように構成されている。わたしが今いちばん見たいのは、「ヤマトシジミ」の幼虫。カタバミを見つけたら、葉の裏をひっくり返して見たりするのだが、まだお目にかかれない。2014/07/02
絵具巻
9
文京区立根津図書館で借りました。2015/11/17