著者等紹介
加古里子[カコサトシ]
1926年、福井県生まれ。東京大学工学部卒業後、民間会社の研究所に勤務しながら、セツルメント福祉運動、生活文化活動に従事。退職後、東京大学、東京都立大学、横浜国立大学等で児童文化教育論、児童行動論を講義。この間、絵本・紙芝居・物語等の創作と著述を行い、伝承遊びの調査研究を行った。工学博士、技術士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
235
加古里子・作。大人気の「だるまちゃん」シリーズの1冊。今回のお相手は、やまんめちゃん。名前からも想像がつくように、ヤマンバの娘。だるまちゃんが蹴ったサッカーボールをきっかけに、二人の交流が始まる。だるまちゃんのお家からはネーブル、やまんめちゃんのお家からキノコ。二人は仲良く遊んだり、危険な目にあったり。絵は描線のはっきりとした水彩画。私は、どうもだるまちゃんのキャラクターと絵は好きになれないのだが、それはともかく、ヤマンバのおばあちゃんも好々婆然とした表現。里と山との異文化交流といったテーマ。2025/11/21
keroppi
73
やまんめちゃんは、山姥の娘。自然と共生し、自然と遊ぶ。今の子供たちにとっては、こういう自然に触れ合うことは、ほとんど無いのだろう。表紙の見返しにも自然の草や自然の遊びが丁寧に書いてある。時には、スマホから離れ、自然に溶け込みたい。2022/08/22
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
62
山姥の娘・やまんめちゃんはお目目がぱっちりの美少女😊おばあちゃんの風邪薬の薬草を取りに来たと言う。だるまちゃんのママがおいしいネーブルをお土産に持たせてくれた。一緒に山に行っておばあちゃんが管で作ってくれた鳥を飛ばしていると、だるまちゃん、崖下へ落ちそうに!!!おばあちゃんの山犬、こうもり、モモンガに助けてもらって一安心😊2024/01/07
nana
59
読み聞かせに。だるまちゃんもやまんめちゃんもかわいい。他のシリーズもあるみたいなので読みたい。2018/11/22
みっくす
42
久々のだるまちゃん。優しいお話。最後のページにだるまちゃんたちの遊び方がのっていて良かった。大きな葉っぱを切って、鳥にして飛ばしてみたい。2017/03/04




