著者等紹介
島泰三[シマタイゾウ]
1946年、下関市生まれ。東京大学理学部人類学教室卒業。理学博士。マダガスカル国シュバリエ。雑誌「にほんざる」編集長、(財)日本野生生物研究センター主任研究員、国際協力事業団マダガスカル国派遣専門家を経て、現在日本アイアイ・ファンド代表
笹原富美代[ササハラフミヨ]
1963年、埼玉県生まれ。本の挿絵やポスターなどに動物画を描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
10
知られざるアイアイの生態の解明に臨んだ島さん。長い時間をかけ、ただただアイアイとの遭遇を待ち続け、観察、記録。エサのこと、その食べ方、好み、寝床、一日の過ごし方。日本ではあのアイアイの歌を歌わずに育つ子どもはいないというのに、こんなに不思議なサルだったんだ!と興奮しつつの読書でした。2016/03/09
NakaTaka
2
たくさんのふしぎ傑作集。マダガスカル島のアイアイ。アイアイの生態研究のため無人島に寝泊まりした著者。アイアイの指があんなふうになっているなんて知らなかった。もちろん主食についても。2016/07/13
ぱに
1
これは予想外の良著。アイアイの生態がとても良く分かる。さらっと、研究1年目はアイアイに会えなかったって書いてるけど、相当大変だったんだと思う。筆者すごいわ。あとネズミキツネザルってもはやネズミかキツネかサルか、すごい名前…とどうでもいいところ気になった。2016/07/30
mame
0
観察の様子が細かく書かれている。2025/05/13