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たくさんのふしぎ傑作集
キタキツネのおとうさん

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  • サイズ B5判/ページ数 38p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784834080353
  • NDC分類 K489
  • Cコード C8745

著者等紹介

竹田津実[タケタズミノル]
1937年、大分県生まれ。獣医師。1963年より北海道小清水町農業共済組合家畜診療所勤務、1970年同診療所所長。1966年以来、小清水町においてキタキツネの生態調査を続ける。1972年、傷ついた野生動物の保護・治療・リハビリ作業をはじめ、1979年からはナショナル・トラスト「オホーツク村」建設運動に参加

あべ弘士[アベヒロシ]
1948年、北海道旭川市生まれ。旭山動物園で飼育係として25年間勤務後、絵本を中心とした創作活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

81
愛らしいキタキツネの成長物語を文章と絵で描いています。動物は、多くが雌が子育てをし、雄は子育てに関わりません。日本では、夫婦で子育てをするのは、キツネ、タヌキと人間だけです。本当に雌と雄の役割がハッキリ分かれているのにはビックリします。読んでいると、北海道の大自然の厳しさのなかで、母キツネとお父さんキツネが役割を分けて子育てする姿がよく分かり、このように子ギツネは成長し大人になっていくのかというのが理解できます。2009.04発行/2013.10発行。字の大きさは…中。2021.12.19読了。★★★☆☆2021/12/19

ぶち

47
野生のキタキツネの研究をしている獣医の先生による、キタキツネの一年を追った絵本。お父さんキタキツネの子育て奮闘記です。日本の哺乳類でオスが子育てに協力するのは、キツネとタヌキと人間だけだそうです。旭山動物園で25年間も飼育係をしていたあべ弘士さんによる絵が素晴らしいです。親のキタキツネの精悍さ、子ギツネの可愛らしさ。北海道東部の自然を彩るエゾシカ、クマ、リス、白鳥、冬の雪景色、夏の夕焼け、三日月の夜など彩り豊かに描かれています。2018/10/20

ちえ

28
読むのが逆になってしまいましたが「キタキツネのおかあさん」より先に書かれていました。キタキツネの食べ物が季節によって違っていることや子育て、生活が「おかあさん」より詳しく書かれています。キタキツネが夫婦で子育てしているなんて全く知らなかった。それも、実際に子育てにかかわっている雄ギツネ自身の子供の場合は半数でしかないなんて!びっくりです。通勤の時に目にすることも多いキタキツネ、子どもといるのはどれもお母さんと思っていたけど違うかもしれないのですね。まさに私にとって「たくさんの不思議」でした。2018/11/18

けいねこ

7
キタキツネのおとうさんが、こんなにたいへんでなかなか報われない存在だったとは。2015/04/05

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