内容説明
東海道土山の宿。あさたろうをおってふたたびあらわれたきゅうりのきゅうべえ。ねぎじるがとぶ!とぶ!4才から。
著者等紹介
飯野和好[イイノカズヨシ]
絵本作家・イラストレーター。1947年埼玉県秩父に生まれる。雑誌「an・an」の「気むずかしやのピエロットのものがたり」でデビュー。作品に「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズ(福音館書店/同その1で、第49回小学館児童出版文化賞受賞)、「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社/第11回赤い鳥さし絵賞受賞)などがある。絵本の読み語り講演で、股旅姿で全国を渡り歩いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
114
9巻目は、やはり浪曲調で大人向きの感じがします。昔出てきたキュウリのきゅうべえがまた出てきます。そんなに悪ではなく、ネギジルが懐かしいとのことでそれを浴びてまた旅に出ていきます。かなり面白い展開です。2017/04/21
ツキノ
19
2013年9月発行。東海道 土山宿。きゅうりのきゅうべえと再び出会う。顔色が…変わってますね。漬物か!旅芸人のこももと共に年貢米を奪おうとする一味を止めようとする。きゅうべえ「ねぎじるでこい」「うむ、これだっこれだっこれだっ」と、刀を捨て、心を定める。何をすることにしたかの答えは裏表紙にあり。(E53-539)2021/02/14
ゆきのひ
16
三男選書、きゅうべえ好き(笑)きゅうべえもねぎじるが忘れられず、あさたろうを探していた。再び出会い、あさたろうのねぎじるを浴びたきゅうべえは改心し、あさたろうの元を去った。きゅうべえはどこへ…裏表紙が物語っている。ピース!2016/02/08
マッピー
13
その5に登場したきゅうりのきゅうべえが再び登場。しかし顔色が悪い。何かあったのか?と思ったけれども、古漬けのような顔いろの理由は特に明かされず、きゅうべえはあさたろうのねぎじるを今一度浴びたいというのです。年貢米を襲う一味の用心棒のきゅうべえ。あさたろうとしては見逃すわけにいかず、ねぎじるを飛ばします。ねぎじるを浴びたきゅうべえは刀を捨て、真っ当に生きることになった(らしい)。残すところあとわずか。落としどころはいったいどこだ?2023/11/18
いっちゃん
10
ねぎじるにまさかの効果が。新鮮でよかった。2016/02/09