内容説明
キャベツ畑を舞台に繰り広げられる生きものたちの1日。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
31
キャベツ畑には生き物がいっぱい。あおむしにちょうちょ、そしてそれらを狙うカエルや蜂たち。命の始まりや終わりがそこにはあるのですね。息子は虫がいっぱい出て来て喜んでいました。2021/01/22
ぼんくら
21
読友さんの感想に魅かれて読みました。きゃべつばたけでは、壮大なドラマが繰り広げられいるのですね。もんしろちょうをはじめいろんな虫たちが描かれ、なかでもあしながばちの来襲場面はかっこいいです。甲斐さんの絵はほんとうにすてきです。2015/03/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
記入漏れ。かがくのとも 1976年5月号でも読んでいました。2022/06/13
紅花
13
キャベツを中心に集う虫たち。青虫ぐらいしか想像できなかったけど、こんなに色んな虫が集まるなんて。畑がある我が家なので、子供たち「こら!食べるな!」と騒ぐ。命が躍動するキャベツ畑の一日は楽しかった。でも、虫が嫌いな人が読むのは過酷な絵が沢山なので要注意。2015/03/08
遠い日
13
ある日のキャベツ畑を克明に追う。そこには、まるでドラマのような生きものたちの凄絶な蠢きがある。補食関係の生きものたちの攻防。収穫を待つばかりのキャベツ畑の中、生を紡ぎ、死を超えて、命は必死の前進をする。夜には夜のムシたちが登場し、絶え間ない闘いが続く。キャベツ畑の密やかな営みは熱を帯びている。2015/02/24