著者等紹介
長尾玲子[ナガオレイコ]
1963年、東京に生まれる。東京YMCAデザイン研究所デザイン科卒。デンマーク、スカルス手工芸学校で刺繍を、オーストラリアNMITでイラストレーションを学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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やま
133
ざっそうの名前 2013.04発行。字の大きさは…大。 刺繍で作られた、いろんな可愛らしい雑草を、お爺ちゃんと太郎くんが楽しく教えてくれる絵本です。長尾玲子さんの刺繍の絵本を見るのは「サンタさん」についで2冊目です。 今回は、可愛らしい刺繍で、身近にある雑草を教えてくれます。え、えぇ~、この小さいのがトキワハゼですか、あれこれよく見るカタバミなんですね、と思いながら、お爺ちゃんに案内されて、太郎くんと見ていきました。 雑草は、生命力が強く、植えなくても自然にどんどん生えて来ます。🌿続く→2021/01/18
小梅
121
全ての絵が刺繍。刺繍の図案集のようです。有川浩「植物図鑑」に出てきた植物もあり楽しかった。2016/10/19
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
110
おじいさんと孫の関係が理想的♪ 身近に咲いている植物の名前を教えてくれるお年寄りの知識は素晴らしいけど、好奇心の強い『生徒』がいなければ張り合いがないもの。絵もかわいくて良い感じです。路傍に咲く花は部屋に飾るとしんなりしてしまうものも多いけど、エノコログサ、イヌタデ、ヨウシュヤマブドウ……器にあしらって野趣が出るものもあります。この本では夏に咲く植物を紹介していたけど、続編があったら読みたいと思います。2013年4月初版。2015/09/27
seacalf
96
福音館書店の月刊誌に連載されていた刺繍で作られた絵本。作中では男の子とお祖父さんが登場するが、作者の長尾玲子さんが庭付きアパートで草むしりしてる間に雑草が好きになり、夏のある日に編集者さんと一緒に歩き回って着想を得たのだとか。はじめは刺繍であることに気付かないくらい雑草それぞれの特徴をうまくとらえていて、お見事。デザインがとても素敵なので身近な草花に関心を持つきっかけには良いかも。でもちょっと贅沢を言うと、この絵本よりもこのお祖父さんのような植物博士の友人がそばにいてくれるといいなあ。2022/07/28
はる
92
刺繍で描かれた雑草は独特の味わいがあります。我が家の庭ではドクダミとコニシキソウが現在、大繁殖中。毎日格闘しています。コニシキソウは小錦をイメージしてしまうなあ笑。子供の頃は草っぱらが遊び場で、スカンポを齧り、ススキの葉で指を切り、セーターをひっつき虫(オナモミやセンダングサ)だらけにしていました。2022/08/22
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