内容説明
電車好きの男の子が、お母さんといっしょにローカル線から新幹線に乗り継いで東京のいとこの家へ。電車の旅が味わえる乗り物絵本。
著者等紹介
岡本雄司[オカモトユウジ]
1971年、神奈川県生まれ。東京芸術大学で学んだ後、主に木版画の技法を用いて、駅や街並をテーマにした作品を発表。埼玉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
35
【大人こそ絵本を】さまざまな電車を楽しむことができる。絵本の最初は1980年前後の風景が、最後は2000年代に!?時代考証は大切です。2017/04/15
たーちゃん
28
これはかなり息子のお気に入りになったようです。電車や新幹線が出てくる度に、悲鳴にも近い声で喜びます(笑)2020/02/15
りーぶる
27
これは田舎から都会へ。可愛い男の子です♪木版画というのも味わいがあって良いものです。お弁当買って、乗り換える電車も、乗り換えた後の電車も、乗客も・・・ひとつひとつ、きちんと描かれている。探すのが楽しくなるくらい。ほんと、絵本ってすごい。娘も夢中です。毎回ページをめくるたびに新しい発見をするようで、一生懸命指差ししたり、宇宙語発したりして伝えようとしてくれます。(1歳9ヶ月)2018/04/22
くぅ
26
細かい絵、優しい色遣いでどこか懐かしい雰囲気の絵本。息子も興味津々。田舎の在来線も新幹線も乗ったことあるもんね!また一緒に乗ってお出かけしようね!(1歳0ヶ月)2018/06/03
詩 音像(utaotozo)
24
版画らしいのだが、シンプルな線なのに、電車愛に溢れたディテールが素晴らしい。田舎の駅舎から始まり、だんだん都会に近づいてゆく町並みの変化も見事。白い新幹線のボディ、ドア部分の下に垂れた「汚し」表現は作者のこだわりなのか?他の作品も読んでみたくなった。 2014/05/07