出版社内容情報
しあわせは、つながっていく!
子供の頃の思い出、見ることのない未来、こぼれ落ちる日々…
あんなこと、こんなことが、しりとりのように連鎖する
朝日新聞連載「オトナになった女子たちへ」に加筆・修正したエッセイと
3本の書き下ろしを再編成した、とっておきのエッセイ集。
●本書より
友人らとしりとりをしながら歩いた。
しあわせなものしか言ってはいけない、名づけて「しあわせしりとり」である。
いろいろ出てきた。
「すいか」
と言った人もいた。(略)
その後、めりーごーらんど、どなるどだっく、くりすます、としあわせしりとりはつづき、この先の公園の桜がきれいだから寄っていこうよと、さらに歩いた。
いやな予感がした。――「しりとり散歩」より
著者情報
益田ミリ(ますだ・みり)
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。 主な著書に、『今日の人生』『ほしいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』(以上、ミシマ社)、『すーちゃん』シリーズ(幻冬舎)、『沢村さん家』シリーズ(文藝春秋)、『僕の姉ちゃん』シリーズ(マガジンハウス)、『マリコ、うまくいくよ』(新潮社)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『永遠のおでかけ』(毎日新聞出版)など。絵本に、『はやくはやくっていわないで』(第58 回産経児童出版文化賞受賞)『だいじなだいじなぼくのはこ』『ネコリンピック』『わたしのじてんしゃ』(以上、平澤一平・絵、ミシマ社)などがある。
内容説明
各エッセイのタイトルでしりとり!子供の頃の思い出、見ることのない未来、こぼれ落ちる日々…あんなこと、こんなことが、しりとりのように連鎖する。
目次
1(しりとり散歩;「ほんと。全部が夢みたい」 ほか)
2(隣は空席、さあ出発;月のウサギと土の蟻 ほか)
3(バーにドキドキ;キリギリスな一日 ほか)
日記
4(いかになった;正しく、空しかった日 ほか)
5(スクリーンで再会はたす;スマホ店の青年と機械音痴 ほか)
著者等紹介
益田ミリ[マスダミリ]
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。絵本『はやくはやくっていわないで』(平澤一平・絵、ミシマ社)で第58回産経児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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馨
machi☺︎︎゛
おくちゃん🍇柳緑花紅
美登利
sayuri