内容説明
二十世紀の初め、のちのノーベル賞作家セルマ・ラーゲルレーヴが、六年の歳月をかけて書きあげた名作『ニルスのふしぎな旅』。いたずらがすぎた罰として小人の姿に変えられた男の子ニルスは、ガチョウの背中に乗ってスウェーデンじゅうを旅し、行く先々でさまざまな物語と出会います。その物語から六つを選んで、美しい挿絵とともにお贈りする魅力的なシリーズ―五巻目は、最北部ラップランド地方が舞台です。小学校中級から。
著者等紹介
ラーゲルレーヴ,セルマ[ラーゲルレーヴ,セルマ] [Lagerl¨of,Selma]
1858年、スウェーデン中部ヴェルムランド地方モールバッカに生まれる。1885年、師範学校卒業後、スウェーデン南部スコーネ地方で教職に就く。1891年『ヨスタ・ベーリング物語』で作家デビュー。1895年に教職を退いたのち、作家活動に専念し、1909年、女性初かつスウェーデン人初のノーベル文学賞を受賞。1940年、モールバッカの自宅で死去
菱木晃子[ヒシキアキラコ]
1960年、東京に生まれる。慶應義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。現在、北欧の児童書を中心に翻訳に活躍。2009年、スウェーデン王国より北極星勲章受章
平澤朋子[ヒラサワトモコ]
1982年、東京に生まれる。武蔵野美術大学卒業後、フリーのイラストレーターとしてさまざまな媒体で活動。児童書の装画、挿絵を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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タンタン
遠い日
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