福音館文庫<br> 魔女の宅急便〈その4〉キキの恋

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福音館文庫
魔女の宅急便〈その4〉キキの恋

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784834027235
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

内容説明

キキ、十七歳。とんぼさんへの想いはつのるばかり。遠くに行っているとんぼさんとも、夏休みには会える!が、楽しみにしていたキキのもとに「夏は山にこもる」との手紙が。とんぼさんと会えないことに、いつになく落ち着かない気持になってしまうキキですが…。またひとつ結びつきを深めた、ふたりの恋の物語。小学校中級以上。

著者等紹介

角野栄子[カドノエイコ]
1935年東京に生まれた。早稲田大学教育学部英語英文科を卒業、出版社に勤めたが、1959年ブラジルに出かけて2年間滞在、帰国後絵本・童話の創作をはじめた。『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で旺文社児童文学賞、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)でIBBYオナーリスト文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞を受賞。1984年路傍の石文学賞、2011年巖谷小波文芸賞を受賞

佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる。上京後、SF・ファンタジーのさし絵を描きはじめ、後に児童書の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やんやん

9
キキととんぼの恋は良い具合に進展中~良いなぁ。もうすっかり女性になったキキ。最後の話は怖い感じでしたけれど、回復して良かった。2016/03/19

kaizen@名古屋de朝活読書会

6
とんぼさんとの手紙のやりとり。 最後はおかあさんの家にもどって、おかあさんの看病。 「わたし、みんな自分の力でやってるつもりだったけど」 「計算っていうけど数えられないのね」 「すごくおおきなものなんだわ」2011/04/20

さっきぃ

5
前半はキキが文句たらたらで、お客さんの荷物を飛ばして遊んだり、わざとゆっくり行ったり、なんだかキキってやな女だなと思い始めていたけれど、とんぼさんと想いが通じてからは一気に大人になった気がする。いろいろな経験をして大人になっていくキキ。最後はコキリさんとの話で涙が出たけれど、ホッとした。キキがどんどん成長してる。2018/07/05

Lc

5
17才になり、すっかり大人っぽくなったキキ。色々悩んで空回りするけれど、魔女らしさが身についてきました。コキリさんの病気は突然で驚きました。2013/06/11

Aka

4
17歳になったキキ。物語の前半は、自分勝手で自己中心的で、読んでいるこっちまで心配になったり、少し腹立たしい気持ちになったりする。(自分もこういう時あるなと思いながら読んだ。)でもキキは、ザザさん宅の訪問をきっかけに、そんな自分の幼さに気づき、暗い闇から抜け出すことができた。それから、ついにトンボさんと結ばれ…お母さんの命の危機にも遭遇するが、キキの必死の想いが伝わり、快方へ向かう。この巻では、キキがちょっぴり大人になった自分を、落ち着いた気持ちで実感できるまでに成長する。2021/03/09

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