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世界傑作絵本シリーズ
おかあさんとわるいキツネ

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  • サイズ B4判/ページ数 40p/高さ 26X27cm
  • 商品コード 9784834026894
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

モンゴルの北の森にいる悪いキツネが赤ちゃんをねらっています。お母さんは赤ちゃんを守ろうとしますが、ある日、キツネは赤ちゃんをさらっていってしまいました。大トナカイに飛び乗ったお母さんはキツネを追いかけます。モンゴルの厳しい自然を背景に繰り広げられる雄大なお話。

著者等紹介

イチンノロブ・ガンバートル[イチンノロブガンバートル][Ichinnorov Ganbaatar]
モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。2004年、第14回野間国際絵本原画コンクールで奨励賞を受賞。大学時代の同級生でもある妻のボロルマーと共同で絵本を創作している。現在、文教大学の留学生として絵本の創作と研究に励んでいる

バーサンスレン・ボロルマー[バーサンスレンボロルマー][Baasansuren Bolormaa]
モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。2008年、留学生として来日し、文教大学で学ぶ。現在は日本を拠点に絵本作家、イラストレーターとして活動。2004年、第19回国民文化祭上陽町絵本大会で『モンゴルの黒い髪』がグランプリ受賞、同年、第14回野間国際絵本原画コンクールで『ぼくのうちはゲル』がグランプリを受賞。2008年第1回家族のきずな絵本コンテストで「白い心」が優秀賞、2009年、第10回ピンポイント絵本コンペで「フレンのおはなし」が優秀賞を受賞(ともに文は夫のイチンノロブ・ガンバートル)

つだのりこ[ツダノリコ]
津田紀子。早稲田大学卒業後、モンゴルでモンゴル語と児童文学を学ぶ。ウランバートル大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Smileえっちゃん

39
モンゴルのお話。図書館本。草原に春は来ても氷と雪に覆われた冬のまま。トナカイを飼って生活している母と赤ちゃん。人間の赤ちゃんを狙うキツネとの知恵比べ。がさらわれてしまって必死で追いかける母は強しですね。今はゆりかごのそばでキツネが赤ちゃんをしっかり守ってくれているそうな。極寒の地で生きるための厳しさ感じますね。2023/07/16

ヒラP@ehon.gohon

24
モンゴルの村でのお話です。 トナカイを放牧して生活している、母と子の物語です。 子どもをキツネから守るために、母親はいろいろと対策を考えるのですが、キツネが簡単に侵入できてしまうテントにこそ工夫が必要に思うのですがどうでしょう。 連れ去られた子どもを、トナカイに乗って追いかけるシーンには迫力がありました。2022/12/07

absinthe@読み聞かせメーター

16
5歳の娘に読み聞かせ。キツネの悪知恵と母の知恵の戦い。7匹の子ヤギを連想させる。おそらく、モンゴルの今の言い伝えや習慣の根拠を説明するような話なのだろう。2016/01/25

あおい

12
モンゴルの北のはて雪と氷に覆われたタイガ地方、母は子供をおいて仕事に出なければなりません。そこに赤ちゃんを狙うキツネが。日に日に赤ちゃんに近づくキツネに知恵で対抗する母。しかしついに…。子を追う母の執念。母は強しです。2016/09/25

遠い日

12
大好きな、ガンバートルさんとボロルマーさんのコンビの絵本。モンゴルのお国柄が感じられて、大きな自然と向き合いながら暮らす人々の知恵が描かれる。だいじな赤ちゃんを狙うキツネとおかあさんの知恵比べ。あわやという場面に息を呑むが、ここでおかあさんの味方をしてくれたのは、彼の地の雄大な自然の力。赤ちゃんのお守りのくだりは、本当のことなのかしら。2015/03/23

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