感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
94
小さくて、はにかみやの黒ネコのジェニーが、けがをしたマダムに鼻笛を届けにいくことになりました。ハロウィンの夜には黒ネコは特別な力を持つはずと、ジェニーは勇気をだして出かけます。しかし、やはり途中で犬たちに囲まれてしまいます。ここでジェニーの頓智の効いた機転で抜け出します。ジェニーの勇気と機転がマダムを救ったのです。なかなかジェニーもやるものです。しかし、この一件で犬たちの恨みを買ってしまい、あの赤いマフラーを盗まれてしまいます。これを救ったのが消防ネコのピックルズです。ピックルズ、なかなかカッコいいです!2019/05/15
yomineko@ヴィタリにゃん
62
読み友様からのご紹介本です📚先日読んだ絵本に感銘を受けこちらの物語も😊あれ?2から読んでしまった!マダムバタフライに鼻笛を届けに行くお話とジェニーちゃんの可愛くてよくお似合いの赤マフラーが盗まれてしまうお話。黒猫は赤い色がとてもよく映えるね!どろぼうどろすけに盗られたマフラーを取り返すべく、消防猫のピックルズも出動だ!!!最後はジェニーちゃん、キャットクラブ会長から表彰される🥇🥇🥇2023/09/02
ぶんこ
58
シリーズ2巻目。 臆病で犬が怖いジェニーが、キャットクラブの仲間マダム・バタフライに鼻笛を届ける為に立ち上がります。 自分が助けられた時の恩を忘れずに、仲間の為に恐怖を押し殺し、頓知で切り抜けるようになったとは、感無量でした。 ところが、その一件で犬の恨みをかい、大事な赤いマフラーを盗まれます。 この窮地を救ったのは消防車猫ピックルズでした。 犬の棲家での火事、マフラーが心配なのにもかかわらず、ピックルズの仕事の邪魔になると我慢するジェニーが健気でした。 皆のお陰でここまで育ったのだなぁ。2016/02/20
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
30
「ジェニーが月夜にぼうけんするはなし、ジェニーがマフラーをぬすまれたはなし」の全2話。シリーズ第2弾。今回はジェニーが大きく成長できた話でした。危険を承知で仲間の為に行動できるようになった彼女は、もう立派な大人の仲間入りですね。しかも自分の感情に囚われることなくきちんと分別のある行動できたことからも、彼女の成長ぶりがうかがえます。次巻はいよいよ最終巻。何だか名残惜しいです。★★★2012/05/18
ベル@bell-zou
23
小さな黒ネコジェニーは、力じゃ到底かなわない犬たちを知恵でだしぬく。だしぬかれる犬たちも単純でかわいいな。キャプテンティンカーが編んでくれた赤いマフラーはもちろん大事だけど、大切な友人の大事な使命を邪魔しちゃいけないと火事場にかけつけたいのをグッと我慢のジェニー。思いやりは、伝わるね。2021/08/11