内容説明
もうすぐ1年生のかこちゃん。かってもらったばかりの赤いランドセルをせおって、うたいながら歩いていくと、きつねの子、うさぎの子、ねずみの子に出会います。
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年満州に生まれる。坪田譲治主宰の童話雑誌「びわの実学校」の同人となり、1968年『車のいろは空のいろ』で第1回日本児童文学者協会新人賞、第6回野間児童文芸推奨作品賞を受賞
西巻茅子[ニシマキカヤコ]
1939年東京に生まれる。東京芸術大学工芸科卒業後、絵本を描きはじめる。絵本に『ボタンのくに』『ちいさなきいろいかさ』(金の星社刊・産経児童出版文化賞)『えのすきなねこさん』(童心社刊・講談社出版文化賞絵本賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
37
絵本。この話はかわいい。自分のランドセルを大切にしようという気持ちをもってもらうには、いいかも。読み聞かせ候補に。2016/04/04
chiaki
30
新一年生にぴったりな1冊。買ってもらったばかりの赤いランドセルを背負うと、誰かに見せたくなったかこちゃん。よもぎ野原を歩いて行けば、きつねのこやうさぎのこ、ねずみのこが羨ましがります。「でもちょっとねずみのこには大きすぎるかも…」と心配する長女の言うとおり…笑 素敵な最後にほっこり♪初めてランドセルを背負ったこの嬉しい気持ち、忘れないでほしいな。2020/04/20
mincharos
30
来年小学生になる息子に。ランドセルって子供にとってほんとに特別で憧れで素敵なものなんだろうなー。かこちゃんの赤いランドセルを動物たちが羨ましがって、しょわせてもらうんだけど、やっぱりサイズが合わずにうまくしょえない。でもみんなそれぞれの大きさと好きな色のランドセルを作ってもらえてよかったね。枕元に置いて寝るなんて、みんな可愛い。うちの息子のランドセル、まだ届かないな。まだかな。福岡ではランドセルは「せおう」じゃなくて「からう」っていうんだよ。2017/12/17
しぃ
26
長女のとき、小学生になってから読んで残念だったので、次女にはランドセルを買う前に読み聞かせ。ちょうどランドセルを選んでいるタイミングだから、なおさら食いつきが良かったです。何色のランドセルを選ぶかなあ。2019/05/01
鈴
20
これは年長さん向けの絵本。ちょうどランドセルを準備する時期に読んだらいいかも。息子は1年生になってからの読書になったけど、それでも 動物たちにランドセルが出来上がるシーンは興味津々だった。2012/07/01