内容説明
ほおずき、らっかせい、そら豆、くり、みかん…。皮の中で寝ているのはだあれ?色々な植物の袋や殻や皮から実が顔を出します。「いないいないばあ」のような楽しさと本物そのもののように描かれた美しい絵の世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
75
アンコール読み。なんだか、ほおずきに興味があるようで、他の絵本でもほおずきが主人公の作品を借りたい借りたいと言って聞かなかった。そっちは新着図書だからまだ借りられないんだよ。来週になったら借りられるからね。2014/08/02
たーちゃん
28
落花生やそら豆などふかふかベッドで寝ている野菜たちが出てきました。息子は分からないものが多く、そら豆だよとか教えると「そっか!そら豆かぁ」と理解しているようでした。2020/09/19
ゆりこ
20
図書館本。読み聞かせ用。我が家には自由学園のお豆ちゃん人形があり、そらまめのページを見せたくて借りました。よくよく見ると描かれている赤ちゃんのお顔が可愛い。ほおずき、そらまめなど初めて見るからか、興味深そう。お豆ちゃんは、ぬいぐるみを見せてこれだよと示すと、だんだん分かってきたみたいです。2023/04/29
ヒラP@ehon.gohon
19
何を見ても不思議そうに見ている赤ちゃんの、興味を引きそうな絵本ですね。 皮に包まれている姿を、寝ているなんて表現も、寝て起きてを繰り返す赤ちゃんにピッタリ。 そう言うときには写実的な絵が良いのだと痛感しました。2020/05/31
Kawai Hideki
18
植物のタネや実を赤ちゃんに喩えた絵本。赤いテント⇒ほおずき、ゆりかご⇒落花生、寝袋⇒そら豆、おくるみ⇒トウモロコシと、発想が素晴らしい。文字のテンポも良いし、絵もキレイ(写実的だけど、ちゃんと赤ちゃんらしい目がさりげなく描かれている)。名著だなあ。2013/09/21