内容説明
夏のくぬぎ林、樹液に集まる様々な昆虫の中でひときわ大きく、強いカブトムシ。クワガタやスズメバチなど他の昆虫との関わりを通じて、カブトムシの力強さやその生態の秘密に迫る。
著者等紹介
得田之久[トクダユキヒサ]
1940年横浜生まれ。明治学院大学在学中から、幼稚園などで子どもに絵を指導しながら童話を研究した。同時に子どもたちから絵を描く喜びを教わり、絵本をかきはじめた。神奈川県茅ヶ崎市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しぃ
20
2歳長男が表紙で選ぶ。かぶとむし、かっこいいよね。私はアイツに似てて苦手だけど。2020/06/20
hoguru
16
息子が大好きな「ぼく、だんごむし」の得田之久さんの本。いったい何冊目のかぶとむしの本になるんだろう。正直息子が昆虫に詳しすぎて新しい情報なんてない。。でもこの絵本はまず絵が繊細である部分では写真よりも分かりやすい。そして文章も分かりやすく読みやすいので、昆虫本の中でも読み聞かせに向いていると思う!2016/10/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
カブトムシも夏を感じさせますね。園児たちの中にはカブトムシをお父さんと捕りに行く子もいるので。2019/06/03
遠い日
6
カブトムシの一生と、それを追った1年を描く。産卵、脱皮、羽化、交尾など、成長の節々をきちんと解説。命が受け継がれていくシステムがよくわかる。2014/10/08
こゆ
4
4歳2ヶ月の息子が図書館で自分で選んだ絵本。ギャー、これはかなりリアル。虫が大の苦手な私には幼虫のところなど鳥肌ものだったが、夫が鼻炎で戦力外だったので文章だけに集中してなんとか読み聞かせ。図書館への道中で、「大人の虫は冬になったら死ぬ」「子供は春になったら一人で出てくるんだよ」と話していたので、タイムリーな読書となりました。しかし、交尾をなんと説明したものか、難しい^^;2018/02/11
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