内容説明
「何者かが本堂の仏様を盗みだそうとしている」と、寺の和尚から相談を受けたくものす親分と子分のぴょんきち。はたして盗人の正体とは?くものす親分が謎解きに挑む時代劇絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
96
このシリーズの本は前に1冊だけ読みました。絵が結構面白く書かれていて見ているだけで楽しくなりました。この本では、セミが数多く出てきてクモが親分だけどセミが主人公のような気がします。セミの生態も比較的よくわかる気がします。2017/05/27
ままこ
76
お寺に泥だらけの怪しい連中が侵入し、くものす親分とぴょんきちが大活躍。秋山さん描く擬人化されてる虫たちはリアルで可愛いな。仏像も虫だけど違和感ない。オチも良かった。2022/06/10
masa@レビューお休み中
74
絵本にもいろんな種類がありますが、クモが主人公で、時代物というのは珍しいのではないでしょうか。主人公は、くものす親分ことオニグモのあみぞうと子分のハエトリのぴょんきちです。ふたりは、町の見回りをしていて、つくつくじの異変に気づきます。駆け寄ると…なんと、つくつくじの仏様を運びだそうとした不届き者がいるではないですか。そこで、犯人を捕まえるべくあみぞう親分はひと肌脱ぐのです。親分は格好良くて、すごいはずなんだけどなぁ。なぜだか、そうは思えないんですよね。それはこの絵のせいなのか、それともクモだからなのか…。2013/07/21
chiaki
41
シリーズ1作目が面白かったのを覚えていたようで、次女が2作目を幼稚園で借りてきました。に、苦手な蝉にゾッとするけど…でもやっぱりストーリーは面白い!何者かの侵入により、つくつく寺の仏さまが盗まれようとした痕跡に、和尚はくものすおやぶんを頼ります。犯人を突き止めるための親分まさかのアイデアに笑っちゃう。あぁ…羽化シーンはヤバいです、ホントにリアル過ぎて二度と見たくない。苦手な方はくれぐれも用心してください!2021/01/22
どあら
25
図書館で借りて読了。ぴょんきち仏の飾り付けに、皆も私も満足☺ 2020/06/15