内容説明
むかしむかし、あるところに、おじいさんがすんでいました。おじいさんには、三人のむすこがいました。すえのむすこは、みんなから、“イワンのばか”とよばれていました。読んであげるなら4才から。じぶんで読むなら小学校初級むき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ume 改め saryo
24
半世紀以上前に作られた作品。 ロシアの昔話。 ちょっとどこかで聞いたことのある話。 はじめて聞く部分。 力強い挿絵。 異国の香り。 (^^)2014/01/07
遠い日
14
ロシアの民話。動物の不思議な能力を借りて、幸せを手に入れる三男はイワンの馬鹿と呼ばれる若者。長男、次男が馬鹿にするのを相手にならず、自分だけで手に入れた魔法の馬を使いこなす。立派な若者に変身するシーンはなんとも奇妙で印象的。ロシアの民族衣装や室内の設えなど、細かく描きこまれた絵も見応えがある。2015/12/09
なつきネコ@小学校に卒業した化け猫
12
女性が玉の輿に乗るのイメージだけど、こちらは男性。右の耳から入って左からでるとイケメンに変身。そんな都合のイイ馬っているのかな。しかし、いい服を着ればイワンもイケメンになるから、元から素養はあったんだな。しかし、兄弟は末っ子を馬鹿にできる要素はあるのかな。馬を見つけられないのに。しかし、騎乗の腕前で婿取りとは実践的。しかも、姫様も勇者の嫁になることを乗り気で誇らしも感じてる。この当たりに遊牧民族の感じがでていいな。イラストの民族衣装や、建物は普段見ない東欧感は好み。2022/04/16
魚京童!
10
なんか優越感嫌い。2016/05/07
ochatomo
8
ブラートフ氏の再話で男性版シンデレラという感じ 1997刊2020/09/29